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介護のキャリア 資格
2019/04/01

認定介護福祉士とは?資格の内容やメリット、受講費用について

最近、新しく介護資格が誕生したということをご存知でしょうか?その資格が認定介護福祉士です。継続的な教育機会を提供し、資質を高め、社会的な要請に応えていくことを目的として作られた資格なのですが、これがどのような資格であるのかをここで詳しくご紹介します。

最近、新しく介護資格が誕生したということをご存知でしょうか?その資格が認定介護福祉士です。この資格がどのような資格であるのかをここで詳しくご紹介します。

認定介護福祉士資格とは?

まずは、認定介護福祉士がどのような資格であるのかをご紹介します。

2015年に誕生した介護福祉士の上位資格

認定介護福祉士資格は継続的な教育機会を提供し、資質を高め、社会的な要請に応えていくことを目的として作られた資格です。

資格を取得することで居住・施設系サービスを問わず、多様な利用者・生活環境、サービス提供形態等に対応して、より質の高い介護実践や介護サービスマネジメント、介護と医療の連携強化、地域包括ケア等に対応するための考え方や知識、技術等を身に着けることができます。

認定介護福祉士は民間資格

認定介護福祉士は民間資格であることが介護福祉士との大きな違いです。この資格が誕生した背景には、介護福祉士のキャリアパスを整備するという目的もあります。

これまで介護福祉士は資格取得後のキャリアパスがあいまいで、キャリアアップの制度自体が各施設ごとにバラバラであったため、資格取得者が不利益を被ることもありました。それを是正するという目的もあるのです。

そのため今後、キャリアパスが整うことによって手当面や給与面に影響を与える可能性が高いことが考えられます。

認定介護福祉士の役割

認定介護福祉士の役割には介護チームの質の向上、介護チームの中核を担う、地域における介護力を向上させるという3つの役割があります。

1つ目の介護チームの質の向上とは介護チームのリーダーに対して教育的な指導を行ったり、介護サービスのマネジメントを行ったりします。

2つ目の介護チームの中核を担うというところでは、介護サービス提供において他職種(医療職、リハビリテーション職等)との連携、協働を強化するという役割を担います。

3つ目の地域における介護力を向上させる役割とは利用者が暮らす地域の介護力向上を図るもので、地域の施設・事業所、ボランティア、介護福祉士等に対して助言や指導を行います。

これらを行うことで介護現場で働く介護福祉士の資質を高め、その結果、介護施設において質の良い介護サービスの提供につなげていくことが最終的な目的となります。

認定介護福祉士になるメリット

認定介護福祉士の資格を取ることのメリットをここではご紹介します。

社会的評価が高くなる

認定介護福祉士資格を取得するためには介護に対する深い知見が必要になります。そのため、資格を取得していることで介護の分野に精通しているという証明になり、利用者の家族や職場のスタッフ、利用者からの信頼が厚くなります。また、介護分野において知識を深めたスタッフがいるということは介護施設そのものの信頼向上へとつながります。

リーダーや管理職となる可能性が高くなる

認定介護福祉士は現在のところ、介護分野で最高峰の資格となるため、資格を取得することでリーダーや管理職となる可能性が高くなります。スタッフを管理する立場になることで、介護だけでなくスタッフのマネジメントについても学ぶことができます。

身体を使う仕事が減るため、体力的に楽になる

認定介護福祉士の資格を取得すると教育的指導や相談に乗るという仕事が増えるため、利用者さんへの直接介助が減り、体力的に楽になるというメリットもあります。

施設のスタッフだけでなく地域に対しても助言や教育的指導を行う機会も増えるため、介助よりも講義などの時間が多くなり、結果身体を使う仕事が減るのです。腰痛などに悩まされ仕事の継続に悩んでいた方や、体力的に仕事を続けられるかどうか悩んでいたという方にとっては、同じ職場で身体を酷使することなく働き続けられるという点でメリットとなるでしょう。

認定介護福祉士になるには?

認定介護福祉士になるにはどうすればよいのかをご紹介します。

認定介護福祉士の資格取得条件

認定介護福祉士の資格を取得するためには社会福祉士及び介護福祉士資格を持っていることが研修受講の要件となります。その上で、認定介護福祉士養成研修を修了することで資格を取得することができます。

また、認定介護福祉士は資格を取得してから翌年度の4月1日から5年ごとに資格を更新することが必要になります。

認定介護福祉士の養成研修と受講費用

認定介護福祉士の資格を取得するために必要な養成研修とは「認定介護福祉士養成研修Ⅰ類」「認定介護福祉士養成研修Ⅱ類」の2つで構成されています。

認定介護福祉士の資格を取るためにはこれらの全科目を修了する必要があり、そのためには認定介護福祉士養成研修Ⅰ類で345時間、認定介護福祉士養成研修Ⅱ類で255時間、計600時間、およそ1年半程度受講をすることが必要です。

この養成研修が修了した介護福祉士は機構に対し認定申請を行うことができます。機構による審査の後、 「認定介護福祉士認定証」が発行されると認定介護福祉士として認められます。

養成研修の受講費用はおよそ594,500円となっています。

まとめ

認定介護福祉士は民間資格であり資格取得までに時間がかかりますが、介護をより深く学ぶことができ、スキルアップにもつながります。

また、社会的評価も高くなりますし、仕事内容にも変化があります。介護をさらに突き詰めたいと考えている方はぜひ資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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