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介護のキャリア 資格
2019/02/04

認知症ケア専門士とは?介護職が押さえておきたいスキルアップの資格

介護職が介護の現場で必ずと言っていいほどかかわる機会のある認知症の利用者様。どうやって関わればいいか?認知症についてもっと学びたいというときにぴったりの資格が認知症ケア専門士です。資格を持っていると介護職には何かメリットがあるのかをご紹介します。

介護職が介護の現場で必ずと言っていいほどかかわる機会のある認知症の利用者様。どうやって関わればいいか?自分のかかわり方はあっているのか?認知症についてもっと学びたいというときにぴったりの資格が認知症ケア専門士です。認知症ケア専門士とはどのような資格なのか?どうすれば資格が取得できるか?また、資格を持っていると介護職には何かメリットがあるのかをご紹介します。

認知症ケア専門士とは?

それではまず認知症ケア専門士とはどのような資格なのか?その概要を知っておきましょう。

認知症ケア専門士の概要

認知症ケア専門士とは一般社団法人日本認知症ケア学会認定の資格で認知症ケアについて高度な知識と技術を持っていることを証明する資格です。日本認知症ケア学会では認知症ケア専門士を認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設立しています。

認知症は加齢とともに増加傾向となる疾患で、65~69歳での有病率は1.5%ですが、以後5歳ごと倍に増加し、85歳では27%に達します。日本は高齢化社会となっていることに伴い、認知症を有する高齢者の数は年々増加傾向であり、2020年には325万人まで増加すると予測されています。

そのため、特に認知層高齢者と接する機会のある職種では認知症ケア専門士の資格を取る人が増えています。認知症ケア専門士の資格取得者は介護福祉士が最も多く、続いて介護支援専門員、ヘルパー、看護師となり、介護職だけでなく看護職からも注目されている資格となります。

認知症ケア専門士には種類がある!

認知症ケア専門士には認知症ケア専門士と認知症ケア上級専門士の2種類があります。認知症ケア上級専門士とは2009年度より作られた認定資格で、ケアチームにおけるリーダーや、地域のアドバイザーとして活躍することが期待できる専門士の養成を目的に創設されました。専門職としての倫理観をよく理解し、認知症ケアの方法を自己の経験や科学的エビデンスに基づき説明することができることや新人のケアワーカーや専門士に臨床的支援を行っていくことが求められます。

認知症ケア専門士の資格を取るためには?

それでは、認知症ケア専門士の資格はどうやって取るのかをご紹介します。

認知症ケア専門士の受験資格は?

認知症ケア専門士の受験資格は、認知症ケアに関する施設・団体機関等において、試験実施年の3月31日より過去10年間で3年以上の認知症ケアの実務経験を有する者となります。

認知症ケアの実務経験を証明する施設、団体、機関等は認知症専門である必要はありません。また、職種や職務内容についても認知症ケアに携わっている限り制限はありません。
さらに介護福祉士や介護支援専門員など資格の有無にかかわらず受験が可能ですが、介護福祉士や介護支援専門員等、有資格者であっても認知症ケア実務経験証明書の提出が必要となります。
また、ボランティア活動や実習等は認知症ケアの実務経験には含まれません

認知症ケア専門士の資格取得までの流れ

認知症ケア専門士の資格は1次試験、2次試験の両方に合格すると取得できます。1次試験は筆記試験です。筆記試験の内容は認知症ケアの基礎、認知症ケアの実際Ⅰ、認知症ケアの実際Ⅱ各論、認知症ケアにおける社会資源となります。この各分野において70%以上の正答をした者が合格となり2次試験へと進むことができます。

2次試験は論述・面接の試験です。認定委員会より出題される事例問題に対する論述と当日発表するテーマに則した、個々の1分スピーチとディスカッション約20分を6人1グループとした面接で行います。論述・面接の総合評価により,次の5つの要件を満たでば合格となります。

  • 適切なアセスメントの視点を有している者
  • 認知症を理解している者
  • 適切な介護計画を立てられる者
  • 制度および社会資源を理解している者
  • 認知症の人の倫理的課題を理解している者

2次試験に合格後、登録申請をして資格を取得することができます。

認知症ケア専門士の合格率は?

認知症ケア専門士の合格率は実は意外と低く、最新データの2017年では56.5%です。過去3年間を見てみても2016年が49.3%、2015年が59.8%、2014年が53.5%と50%台で推移しています

認知症ケア専門士の資格が介護職に与えるメリットは?

認知症ケア専門士の資格を取ることで介護職に与えるメリットをご紹介します。

就職、転職に役立つ

認知症ケア専門士の資格を取ることで高度な認知症の知識を持っているということの証明になります。そうすると、当然ながら認知症高齢者の介護をする場ではその高度な知識と技術は重宝され、必要とされる存在になります。そのため、就職や転職に大いに役立たせることができます。

また、2016 年度の診療報酬改定では、「認知症ケア加算」が新設されており、それによって病院でも認知症ケア専門士の資格をもつ介護職者(病院で働いた場合には看護助手という名称になります)を必要とすることがあります。そのため介護施設だけでなく病院への転職も視野に入れることができ、働く場の選択肢が広がります。

認知症ケアについて生涯学んでいける

認知症ケア専門士は、資格を取って終わりという資格ではなく、認知症ケアについてより深く学んでいけるよう日本認知症ケア学会においてサポートがあります。具体的には認知症ケア専門士会といい、活動を行うためのサポートや学習できる場のサポートなど継続して学んでいける場が整えられています。

まとめ

認知症高齢者の増加に伴い注目されている資格である認知症ケア専門士。資格を取得することで介護職においては転職に有利となったり働く場の選択肢が広がります。また、認知症ケアについて生涯学んでいけるサポートが充実しているため、より認知症について学びたいという介護職者にもおすすめな資格です。

試験は1次試験、2次試験とあり、合格率は50%台とかなり低めです。そのため、資格取得を検討している方は早い段階から勉強をしていくことをおすすめいたします。

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