介護のキャリア 資格
2018/12/25

介護福祉士を目指す方へ。介護福祉士国家試験はこんな試験!

福祉系の仕事についている方はいつか介護福祉士の試験を受験しようと考えている方もいるのではないでしょうか。介護福祉士の試験は国家試験であるため受験資格などに決まりがあり、対策をする必要があります。ここでは、試験について詳しくご紹介します。

福祉系の仕事についている方の中にはいつか介護福祉士国家試験を受験しようと考えている方もいるのではないでしょうか。介護福祉士の試験は国家試験であるため受験資格などにさまざまな決まりがあり、しっかりと対策をする必要があります。ここでは、介護福祉士国家試験がどういった試験なのかをご紹介します。

介護福祉士国家試験の概要

介護福祉士国家試験とは、介護福祉士として必要な知識及び技能について問う試験です。試験に合格することで介護福祉士の資格を取得することができます。介護福祉士国家試験は社会福祉士及び介護福祉士法を根拠としています。この法律で介護福祉士とは「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うこと」としておりこの資質を問うのが介護士国家試験となります。

試験はいつ行われる?受験資格は?

介護福祉士国家試験は筆記試験が毎年1月の下旬、実技試験が3月上旬に行われ、3月下旬に合格発表が出ています。介護福祉士国家試験の受験資格は以下のいずれかに該当する方になります。

(1)文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校又は都道府県知事の指定した養成施設において2年以上介護福祉士として必要な知識及び技能を修得し卒業(修了)した方および卒業見込み者

(2)学校教育法に基づく大学において文部科学省令・厚生労働省令で定める社会福祉に関する科目を修めて卒業した者その他その者に準ずるものとして厚生労働省令で定める者であって、文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校又は都道府県知事の指定した養成施設において1年以上介護福祉士として必要な知識及び技能を修得し卒業した方および卒業見込み者

(3)3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した者で、実務者研修を修了した者

(4)3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した者で、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(第1号研修または第2号研修)を修了した者

(5)福祉系高校を平成21年度以降に入学して、新カリキュラムを履修して卒業した者

(6)特例高校(高校:平成21~25、28~30年度・専攻科:平成21~25、28~31年度に入学)して、卒業した翌日後に9か月以上(従業期間9ヶ月以上、従事日数135日以上)介護等の業務に従事した者

(7)福祉系高校を平成20年度以前に入学して、旧カリキュラムを履修して卒業した者

(8)経済連携協定(EPA)であって、3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した者

介護福祉士国家試験の試験内容と合格基準は?

介護福祉士国家試験の試験内容は以下のようになります。

筆記試験

  • 領域:人間と社会
    人間の尊厳と自立、人間関係とコミュニケーション、社会の理解
  • 領域:介護
    介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術、介護過程
  • 領域:こころとからだのしくみ
    発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、こころとからだのしくみ
  • 領域:医療的ケア
    医療的ケア
  • 総合問題(上の4領域の知識・技術について横断的に問う問題を、事例形式で出題)

実技試験

介護等に関する専門的技能
合格基準は筆記試験では問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者であり、上記の試験内容の分野すべてにおいて特典があったものとしています。また、実技試験では課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者が合格者となります。

介護福祉士国家試験を受けるメリットは?

介護福祉士国家試験を受けるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

介護福祉士国家試験を受けるメリットは?

介護福祉士国家試験を受けることのメリットは給与や待遇面が良くなること、職業の選択肢の幅が広がるということにあります。
実際に介護福祉士の資格を取った方の中には1万円以上の給与アップをした人もいるようです。また、正社員採用を受けるにあたっても介護福祉士の資格を持っていたほうが圧倒的に有利となります。それだけでなく、介護福祉士を必要とする事業所は多いため、介護福祉士試験を受けて資格を持っていると転職や就職にとても有利となります。

介護福祉士国家試験の合格率が高まっている??

実は近年介護福祉士国家試験の合格率が高まっているということをご存知でしょうか。
厚生労働省のデータによると第29回、第30回の直近2年間の合格率は7割を超えています。今まで介護福祉士国家試験の合格率は約5割程度、良くて6割程度だったことから合格率は高くなってきていることが伺えます。
合格者についてみてみると合格者の年齢は41~50歳が27.8%、21~30歳が25.4%、31歳~40歳が20.9%となり、20歳代~50歳代まで幅広い年齢層の方が合格をしています。また、合格者は社会福祉施設などの職員が6割を占め、そのうち老人福祉施設の介護職員が53.6%となります。次に訪問介護の職員が15.1%で、養成施設からの受験は8.6%となります。
このことから、養成校を卒業してからすぐに介護福祉士国家試験を受けている人よりも介護施設で働きながら勉強して受けている人が多いということが分かります。

介護福祉士国家試験の対策のポイントは?

介護福祉士試験は国家試験となるため勉強が難しいのではというイメージを持つのではないでしょうか。ここでは、介護福祉士国家試験の勉強法のポイントをご紹介します。

介護福祉士国家試験の対策法 筆記編

介護福祉士国家試験の筆記試験の勉強のポイントは繰り返し過去問を解くことにあります。介護福祉士国家試験は満点でなくても合格基準のボーダーを超えれば合格です。また、全ての分野で最低でも1点はとる必要があります。介護福祉士国家試験は過去問が販売されており、過去問を繰り返し説くことで問題の出題の傾向をつかむことができます。中には過去問と類似した問題も出てくるため、過去問を網羅しておくことである程度の点数をとることができるでしょう。しかし、過去問をただ解くのではなく、解説をみるなどしてなぜこの答えにたどり着くのかということを理解できるようにしましょう。

介護福祉士国家試験の対策法 実技編

2017年の第29回より実務者研修の修了が必須となったため、福祉系高校卒ルートと経済連携協定(EPA)ルートの場合以外は実技試験を受ける必要が無くなりました。実技試験を受ける必要がある方は、介護技術を繰り返し練習して頭と体で覚えるようにしましょう。特に利用者の扱い方や言葉使いは試験官がチェックしている部分ですので、特に慎重に練習しておくと良いでしょう。また、実技試験は直接試験官に会う場ともなるため、自分自身の身なりも重要です。アクセサリー類は外し、長い髪はまとめ、清潔感のある身なりを心がけましょう。挨拶や声かけははきはきと元気良く行うことも重要です。

まとめ

国家試験と聞くと難しいイメージがありますが、介護福祉士国家試験は直近2年間の合格率は7割と高く、満点を取らなくても全体の60%点数が取れれば合格となります。自分に合った方法で繰り返し勉強をして合格をつかみ取りましょう。

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