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介護のキャリア 資格
2020/12/24

【令和最新】介護福祉士の合格率とは?試験の難易度や勉強法を解説

介護福祉士試験は年々受験者数が増えており、高齢化の進む日本で急激に需要が高まっていることがわかります。 そこで本記事では、そんな介護福祉士試験の合格率について徹底解説。 読めば介護福祉士試験の難易度はもちろん、オススメの勉強法を理解できますよ。

介護福祉士試験は年々受験者数が増えており、高齢化の進む日本で急激に需要が高まっていることがわかります。

そこで本記事では、そんな介護福祉士試験の合格率について徹底解説。

読めば介護福祉士試験の難易度はもちろん、オススメの勉強法を理解できますよ。

【2020年最新】介護福祉士試験の合格率とは

2020年に実施された「第32回介護福祉士国家試験」の合格率は69.9%でした。

受験者数は8万4,032人。合格者数は5万8,745人となっており、全体の7割近くが合格となっています。

なおその他の主な試験概要は以下のとおり。

第32回介護福祉士国家試験 ・試験日:(筆記)令和2年1月26日、 (実技)令和2年3月1日
・試験地:(筆記)全国34都道府県、 (実技)2都府
・合格発表日:令和2年3月25日
・男女比:(男)29.8%、(女)70.2%

参照:厚生労働省『第32回介護福祉士国家試験合格発表』

介護福祉士試験の合格率の推移

直近10年の介護福祉士試験の合格率推移は以下のとおりです。

受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
第22回 153,811 77,251 50.2
第23回 154,223 74,432 48.3
第24回 137,961 88,190 63.9
第25回 136,375 87,797 64.4
第26回 154,390 99,689 64.6
第27回 153,808 93,760 61.0
第28回 152,573 88,300 57.9
第29回 76,323 55,031 72.1
第30回 92,654 65,574 70.8
第31回 94,610 69,736 73.7
参照:厚生労働省『第31回(26回)介護福祉士国家試験合格発表』

第24回で大幅に合格率が上がっているのは、この年から新カリキュラムに刷新されたことが影響しています。基本的な部分を取りこぼすことがなければ、合格できるような試験内容に変わっていったとのことです。

また第29回で受験者数が半減している理由としては、この年から介護福祉士試験の受験資格の1つである「実務経験ルート」にて、介護福祉士実務者研修の取得が必須となったことが影響しています。

そのため知識・経験ともに十分な受験者のみが試験を受けた結果、合格率が上がったと考えられますね。

介護福祉士以外の国家資格と合格率を比較

ここからは介護福祉士以外の国家資格における合格率と比較し、難易度をみていきます。

比較する国家資格は以下の4つです。すべて介護職と関連のある資格かつ令和2年のデータとなっています。

  • 社会福祉士 合格率29.3%
  • 精神保健福祉士 合格率 62.1%
  • 理学療法士  合格率86.0%
  • 作業療法士  合格率87.3%

社会福祉士試験は例年25~30%と、合格率は非常に低いです。また理学療法士や作業療法士は専門学校等に通うことが受験資格となっており、そのぶん合格率は高い水準を保っています。

他の国家資格と比較しても介護福祉士試験は合格率7割ほどと、決して難易度が高過ぎるということはないとわかりますね。

介護福祉士試験の試験概要を徹底解説

ここからは介護福祉士試験の試験概要を解説していきます。

介護福祉士試験の受験資格

介護福祉士試験の主な受験資格は以下4ルートとなっています。

  • 実務経験ルート…実務者研修+3年以上の実務経験
  • 養成施設ルート…専門学校や福祉系大学などを卒業
  • 福祉系高校ルート…福祉系の高校を卒業
  • 経済連携協定(EPA)ルート…来日した外国人材の方向け。研修や試験対策を実施

介護福祉士試験の試験範囲

介護福祉士試験の試験範囲は以下のとおり。


問題数は全125問となっています。問題形式はマークシート方式(五肢択一)で、試験時間は午前の部と午後の部に別れており、各1時間50分ずつとなっています。

なお実技試験が筆記試験とは別日に実施されます。実技試験の受験が必要なのは「福祉系高校ルート」「経済連携協定(EPA)ルートで受験を選択した方」です。

なお実技試験は受験者1人につき5分以内で行われ、内容としては具体的なシチュエーションをもとにした課題が出題されます。

介護福祉士試験の合格ラインとは?

介護福祉士試験の合格基準は以下のとおりです。

  • 総得点の60%以上
  • 指定11科目すべてで得点

介護福祉士試験に合格するメリットと勉強法

ここからは介護福祉士試験で合格すると得られるメリットと、合格するためにオススメの勉強法を解説していきます。

介護福祉士試験に合格するメリットとは

介護福祉士を取得するメリットは「信頼性の向上」です。

介護業界で唯一の国家資格である介護福祉士を取得することで、職場や面接等での信頼性が上がります。

そのため転職活動で役立つのはもちろん、施設によっては「資格手当」「処遇改善加算」など直接的な給料アップにも繋がります。

介護福祉士試験に合格するためのオススメ勉強法

介護福祉士試験では、総得点60%および全科目で得点するということが合格基準となっています。

そのため1つの科目を集中的に勉強するだけでなく、より満遍なく各科目を勉強するよう心がけましょう。

介護福祉士試験の合格を目指すうえで重要なのは、以下の3点です。

介護福祉士試験における勉強のコツ

  1. 最新の参考書、問題集を活用する
  2. 過去問は時間配分のコツを掴むために解く
  3. 頻出問題を繰り返し学習

介護福祉士試験は基本問題が多く出題され、頻出項目を押さえれば合格に大きく近づきます。また介護保険法の制定によって問題は変化するため、最新の参考書・問題集を利用することも必須です。

そのためテキスト内で重要とされている箇所は暗記シートに書き写して繰り返し解くなど、「基本を取りこぼさない」という意識で勉強しましょう。

まとめ

介護福祉士試験の合格率は他の国家資格と比べても決して低い値ではありません。

養成施設で学習したことや、実務経験を積むなかで得た知識を押さえることができれば、合格には大きく近づきます。

少しでも早めに学習計画を立て、余裕をもって準備するよう心がけましょう。

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