1000件の介護求人を掲載中!!
1000件の介護求人を掲載中!!
介護の転職 応募求人選定
2021/02/26

ダメな介護施設の特徴とは?見極めポイントを知って転職に役立てよう

今の職場よりもっと良い環境を求めて、転職を考えている人も多いでしょう。 介護施設は労働環境や人間関係に問題があるなどブラックな施設も中にはありますが、優良な施設もちゃんと存在します。 本記事では、活き活きと働ける施設を見つけたい人向けに、ダメな介護施設の特徴や見極めるポイントを解説していきます。

今の職場よりもっと良い環境を求めて、転職を考えている人も多いでしょう。

介護施設は労働環境や人間関係に問題があるなどブラックな施設も中にはありますが、優良な施設もちゃんと存在します。

本記事では、活き活きと働ける施設を見つけたい人向けに、ダメな介護施設の特徴や見極めるポイントを解説していきます。

ダメな介護施設の特徴は?

ダメな介護施設には共通点があります。どのような特徴があるのか見ていきましょう。

①サービス残業、休日出勤、夜勤を強制される

人手不足の施設は、職員一人当たりの労働時間がどうしても長くなりやすいです。

法定労働時間にまつわる基準
・36協定…月45時間、年間360時間
・過労死ライン…月80時間

これらの基準を超えて働かせる施設もあります。過労死ラインを超える労働は、脳・心臓疾患の発症との関連性が強いとされているのです。
残業代の出ないサービス残業、休日労働、深夜労働の割増賃金未払いが常態化している場合、労働基準違反のため、ブラックな施設と言えるでしょう。

②入居者に過剰なサービスを提供する

入居者やその家族は大切なお客様ですが、必要以上にサービスを提供してしまう施設もあります。要求をすべて呑んで引き受けてしまうため、介護職員の負荷は増す一方です。

こういった施設は、入居者の尊厳ばかり守り、介護職員の尊厳は考慮しません。職員に対するケアがなく、精神的・身体的負担が増えるため、退職に至るケースも多くなります。結果的に人手不足に繋がり、入居者のケア品質にも影響してしまうでしょう。

事前に入居者や家族に施設の方針など適切な説明を行い、納得してもらう過程を省こうとする施設はブラックの可能性があります。優良な施設は対応できる範囲を明確にし、きちんと伝えるものです。

③人件費にお金をかけない

介護事業所の財源の50%は介護保険です。このため、売上げの天井が決まりやすいので、コスト管理の意識が高くなり、人件費に対してシビアになる傾向があります。

過度にシビアな施設は給与が上がらず、適切な人員配置がされない状態が続くでしょう。

その結果、職員が定着しない、新たな人材確保のための採用コスト増、ベテランが抜けることによる業務の質低下、入居者や家族からの信用低下など、負のスパイラルに陥る可能性が高くなります。

④いじめ・ハラスメントが横行している

ダメな介護施設の特徴として、いじめやハラスメントの横行があります。職員同士、施設運営者、入居者からなどさまざまです。

職員が訴えても「認知症の入居者なら仕方ない」と相手にしなかったり、職員の能力の問題にされたりと、管理者が適切な対策を行わず、放置することで人間関係の悪化に繋がります。

⑤違法医療行為を強制する

介護職員が可能な医療的ケアは一部に限られています。たんの吸引、経管栄養などです。
しかし、なかには違法な医療行為や、無資格者による医療ケアを行わせている施設もあります。

2020年9月
無資格者が胃ろう・たんの吸引などの医療行為を1年間に渡って行っていた事件。
原因は人手不足によるものと報道されました。

慢性的に人手不足の施設は、不適切な状況に陥る可能性が高くなるでしょう。
※たんの吸引、経管栄養…2012年4月から可能。対象者は介護福祉士、または一定の研修を受けた介護職員

⑥教育制度が整備されていない

職員への適切な研修やOJTを実施せず、中途半端な状態で業務を行わせるケースです。質の高いケアが提供できないため、結局施設の不利益になります。

介護施設の経営者の中には、優秀な人材がいないことを嘆く人もいます。しかし、実際はしっかりと人材育成をしないことによるものが多いのです。その責任を職員の努力不足・知識不足としてなすりつけているだけと言えるでしょう。

ダメな介護施設を見極めるポイント

せっかく転職するならダメな介護施設は避けたいですよね。以下のポイントを押さえて、就業する施設を見極めましょう。

①求人情報に曖昧な表現が使われていないか

「福利厚生充実、やりがいがある、昇給あり、職員が仲良い」など、曖昧な表現が多い傾向があります。どのような福利厚生があるのか、どんなやりがいがあるのか、年にいくらのペースで昇給するのかなど、詳細情報が掲載されている求人を選びましょう。

「アットホームな雰囲気、和気あいあい」などをやたら強調している場合、他にアピールポイントがないため使っている可能性があります。

また、提示写真が行事のものばかりで日常風景がない、笑顔の写真だけを厳選しているなどの気配があれば、日常的なやり取りに問題があるかもしれません。

②口コミサイトに良い評判だけ掲載されていないか

賞賛する口コミしかない、問題点が全く出てこない施設の場合、悪評は削除するなど隠ぺい体質の可能性があります。

良い評判と悪い評判がバランスよく掲載されている方が信頼性が高いです。しかし、口コミは参考程度にし、面談時や施設見学の際に目と耳で確認するようにしましょう。

③常にスタッフを募集していないか

常にスタッフを募集している施設は、人材が定着しない環境の可能性が高いです。職員同士の人間関係が悪い、管理者が改善を怠っている、パワハラ・セクハラが横行している、などの状況が考えられます。

頻繁に掲載している施設名はチェックしておきましょう。

④清掃が行き届いているか

清掃やメンテナンスが行き届いていない施設は注意が必要です。

トイレ・洗面台が汚れていないか、石けんが補充されているか、通路にゴミやホコリが目立つか、整理整頓されているか、汚物臭が酷いかなど、施設見学の際は念入りに確認しましょう。

⑤入居者の顔つきは明るいか

入居者の顔つきも判断材料の一つです。無表情や暗い人が多い場合、職員の手が回らず、一人一人の個性を無視した対応をしている可能性があります。

職員と入居者のコミュニケーションの様子をよく観察してみましょう。一見楽し気な様子でも、職員が一方的に喋っているだけ、入居者の返答をしっかり聞こうとしていないなどの違和感があるかもしれません。

⑥職員に笑顔がなく、殺伐としていないか

職員や職員同士のコミュニケーションの雰囲気、入居者との接し方、施設全体の雰囲気なども要チェックです。

あいさつをしても目が合わない、表情が暗く覇気がない場合、人手不足で職員が疲弊していたり、環境に不満を抱えていたりする可能性が高くなります。

また、職員同士の話し声が大きい、業務内容や個人情報が部外者に丸聞こえなのに気にしていない施設は、配慮する余裕がないと言えるでしょう。

まとめ

ダメな介護施設には、サービス残業や休日出勤の強制、過剰なサービスの提供、人件費削減、いじめやハラスメントの横行などの特徴があります。

介護施設を探すときは、求人情報に曖昧な表現がないか、常時募集していないか、清掃が行き届いているか、入居者やスタッフが活き活きとしているかなどのポイントに注目しましょう。

2025年問題のように、今後ますます介護職の人手不足は加速していきます。圧倒的な売り手市場のため、嫌な思いをしてまでダメな介護施設で働く必要はありません。

本記事を参考にして、自分が活き活きと働ける施設を見つけましょう。

この記事を読んだ人は次の記事も読んでいます。

オススメの介護求人情報

ケアキャリサーチ!がオススメする、今注目の介護求人情報です。

今の職場よりもっと良い環境を求めて、転職を考えている人も多いでしょう。 介護施設は労働環境や人間関係に問題があるなどブラックな施設も中にはありますが、優良な施設もちゃんと存在します。 本記事では、活き活きと働ける施設を見つけたい人向けに、ダメな介護施設の特徴や見極めるポイントを解説していきます。

TOP