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- 介護職が転職を決める理由とは?職場選びのポイントと面接の答え...
介護職は働く場所によって業務内容や収入に大きな違いがある職業なので、自分に合った職場を求めて転職を繰り返す人も多いです。
しかし、一度自分が希望している条件にピッタリの職場を見つけることができれば、面倒な転職活動を何度も繰り返す必要はありません。
ここでは、介護職が転職を決める理由や職場選びで重要視するポイント、就職先の評価が高くなる面接の答え方についてわかりやすく解説していますので、ほかの施設への転職活動を考えている人はもちろん、多職種から介護職に挑戦しようと思っている人もぜひ参考にしてみてください。
介護職が転職する理由とは?
公益財団法人介護労働安定センターの「平成30年度介護労働実態調査」によると、介護職が転職する主な理由は次の5つです。
- 職場の人間関係に問題があったため(22.7 %)
- 結婚・出産・妊娠・育児のため(20.3%)
- 他に良い仕事・職場があったため(17.6 %)
- 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため(16.5 %)
- 収入が少なかったため(16.4 %)
上記は介護職が前の職場をやめた理由を調査したもので、5つの項目だけで全体の9割を占めています。
ここからは、それぞれの項目がどのような内容を指しているのかについて、具体的にお伝えさせていただきますね。
職場の人間関係
介護職は1人のご利用者を複数人でケアする“チームプレー”が基本の仕事なので、職場の人間関係が日々の業務の進捗に大きく関わっています。
これは介護職に限った話ではありませんが、一度こじれてしまった人間関係が修復できなければ仕事がやりづらくなるだけではなく、ひどい場合は職場に行くこと自体が精神的な負担となることもあるので、心機一転するために新しい職場へ転職していく人も多いです。
また、職員同士の人間関係だけではなく、ご利用者との関係に悩んだ末に転職を決める人も実際にいらっしゃいます。
ライフステージの変化
介護職で働いている女性のなかには、結婚・出産・子育てなどライフステージの変化に合わせて職場を変える人も多いです。
オフィス勤めの人と比べると介護職は身体的な負担が多く、人手不足で休みが取りづらい職場も多いので、妊娠中の人は肩身の狭い思いをすることも多々あります。
職場に理解があれば、時短勤務や体に負担のない業務の提案をしてもらえる可能性もありますが、そうでない場合は泣く泣く退職や転職を検討しなければならない可能性も…。
ほかにも、育休明けに職場復帰したものの、仕事と家庭のバランスがうまく取れず、より働きやすい環境を求めて転職する人も多くなっています。
ほかに条件の良い仕事・職場があった
最初に少しお話しましたが、介護職は働く場所によって業務内容や収入に違いがある職業です。
そのため、今働いている職場よりも給料が良く、家から近いなど好条件の職場が見つかれば転職するという人も少なくはありません。
ほかにも、働きながらケアマネージャーの資格を取得した人が、今後ケアマネージャーとして働いていくためなど、キャリアアップのために転職することもこれに該当します。
経営理念や運営のあり方に不満があった
職場の経営理念や運営あり方への不満から、転職を考える人も多いです。
施設の経営理念や運営のあり方に共感し、納得した上で入職を決めていたとしても、トップに立つ人が変わったことで今までの職場環境や働き方がガラッと変わってしまうこともあります。
良い方向へ変わるのであれば問題はありませんが、悪い方向へ変化してしまった場合、自分が理想とする働き方ができる職場を求めて転職することも、長く働き続けるためには必要ですね。
収入が少ない
介護職は業務内容と給料が見合わないと言われることも多い職種なので、よりよい待遇の職場へ転職する人も多いです。
いくら仕事にやりがいを感じていたとしても、自身の生活が難しくなってしまえば元も子もありませんので、今より多く収入が得られる会社へ転職する必要性も出てくるでしょう。
介護の職場選びで重要視しているポイント
先ほどと同じく「平成30年度介護労働実態調査」によると、介護職が現在働いている職場選びで重要視したポイントは次の5つになります。
- 通勤が便利だから(37.3%)
- 資格・技能が活かせるから(36.9%)
- やりたい職種・仕事だから(35.4%)
- 働きがいのある仕事だと思ったから(35.1%)
- 労働日、労働時間が希望とあっているから(24.7%)
介護職はシフト制(早出・日勤・遅出・夜勤など)の職場が多いので、「通勤に便利」な職場を選ぶことはとても大切です。
不規則な生活が続く職業だからこそ職場は近くて通いやすい場所を選び、通勤時間を短縮してプライベートな時間を少しでも多く確保するようにしましょう。
ほかにも、資格・技能の活用ややりたい職種・仕事など、自身のやりがいになる項目が多く挙げられているので、新しい職場で自分がどんなふうに働き、どうなっていきたいのかをよく考えることが職場選びの重要なポイントになります。
面接で転職理由を聞かれたときの答え方
面接で前職を辞めた理由を聞かれたとき、たとえ辞めた職場側に原因があったとしてもそのまま伝えるのではなく、ネガティブな内容をポジティブな内容に言い換えて答えるようにしましょう。
退職理由は人によって様々ですが、誰もがステップアップのために転職するわけではありません…。
たとえば「法人の運営方針に納得できなかった」というネガティブな理由でも「自分の目指す介護のあり方が、前職よりも御社の運営方針と一致しており感銘を受けた」などポジティブな理由に言い換えることができます。
また、キャリアアップのために転職する場合は、
- ケアマネージャーの資格を取得したので、ケアマネージャーとして活躍したい
- 訪問介護で身に着けたスキルを介護施設で活かしたい
- 生活相談員として施設の経営に関わっていきたい
など、前向きな理由をしっかり伝えるようにすると、新しい職場での心証もグンと良くなりますよ。
まとめ
“転職は前の職場で何かトラブルのあった人がするもの”というのは時代遅れな話で、現在では自分の能力が発揮できる場所を見つけ、キャリアアップするために転職活動をする人が多くなっています。
自分のライフスタイルに合った働き方で満足のいく収入が得られる職場が見つかるまで、転職を繰り返すことは決して悪いことではありません。
今の職場に不満を持ちながら働き続けているのであれば、一歩踏み出して自分に合った働きやすい職場を探してみてはいかがでしょうか。
今回お伝えした内容が、あなたの転職活動に少しでもお役に立てることを願っています。
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