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介護のキャリア 働き方
2018/05/25

介護職の働き方「1日の仕事の流れ」について

ハードなイメージがある介護職ですが、実際の1日の動きはどのようなものなのでしょうか。 今回は代表的な介護職の1日の動きを朝・昼・夜の3つのポイントから紹介します。

介護施設で働くと聞くと、なかなかハードなイメージがあります。食事の準備から入居されている方のトイレやお風呂のお世話、そして施設に来られたお客様の対応やその日一日の出来事を記す日誌の作成です。

また時には介護されている方から文句を言われながらやらなければならないこともあるでしょう。それらは精神的にこたえることもありますが、一方で感謝されたときには介護の仕事にやりがいも感じられるものです。

仕事内容を正しく理解した上で、入居者の気持ちやこちらの想いなどを双方が理解することで素晴らしい介護の職場を築き上げることができますので是非ご参考にしてください。

朝:食事介助、入浴介助、排泄介助、申し送りなど

大抵の介護施設は3交代か4交代制ですが朝行う介護の仕事内容といえば、まず食事介助が挙げられます。

食事の準備はほぼお弁当製造している方がその日のメニューをベースに患者に合わせておかゆにしたり、離乳食のようなやわらかい状態に調整して持ってきてくれます。それを入居者は自分で食べる方や食べさせてあげるのですが、中には手をつけずに見ているだけで口の中に持って行ってあげなければ食べない方もいらっしゃいますので、それの補助をするような形です。

入浴介助はお風呂のお手伝いをします。水がかかわってきますので湯舟に入れてあげる時は誤って溺れないように目を見張っている必要がありますので気が抜けません。そしてトイレの介助も大切な仕事です。

自分で行ける方はいいですが、行けない方の多くはオムツをしています。赤ちゃんのオムツを交換してあげる要領で行います。そして最も重要と言えるのが申し送りです。普通のビジネス用語に変換するのであれば引き継ぎといったほうが分かりやすいでしょうか。

ちなみにこれは書面にしておきます。口頭の場合は手間が省けますので素早く相手に伝えることができますが、日誌などに記す事で記録として体調の変化やその日に起こった出来事を残すことで後々何かトラブルが生じた際の証拠として活用することができます。

昼:食事介助、部屋清掃、洗濯、レクリエーションなど

お昼の介護の仕事内容はお昼ご飯の介助や部屋の清掃、洗濯にレクリエーションなどがあります。

食事についての流れは朝とまったく一緒です。ただメニューが異なるだけといった感じです。部屋の清掃はその日によってやり方は異なりますが、レクリエーションなど入居者が大広間に集まった合間に清掃を行います。

部屋の床などにもよりますが掃除機やモップがけ、あるいはテーブルの上の清掃やシーツの交換などを手際良く大抵2人か3人一組で行います。そしてそれらのシーツ交換をしたら洗濯を実施します。洗濯は介護される方が着ている服は含まれず、あくまでシーツや布団カバーなど介護施設が用意している備品消耗品類の洗濯を実施します。

介護されている方の洋服類はその家族が持って帰って洗濯するのが一般的ですが、契約やその時にやむを得ず介護施設側で行う場合もあります。レクリエーションは施設側が用意したメニューや外部から来られた方のショーなどのメニューが用意されていることもあります。子供達や老人会のフラダンスなどその時によってさまざまですが、入居者たちに体調の変化がないか見守るのも大切な仕事です。時には入居者と一緒にハーモニカを吹いたり手を動かしたりするのは子どもをあやすのと同じような感覚です。

夜:食事介助、口腔ケア、日報の作成など

食事は健康な方と同じく1日3食が一般的ですから朝、昼と同じく食事介助の仕事があります。

専業主婦であれば家事といえば朝や昼にやることが多く夜はあまりやることがないイメージですが、入居者に気を配るということ以外は、あまり仕事は多くないのが特徴です。食事をし終わったら口の中のケアをしてあげます。ほとんどが入れ歯の方ですので入れ歯の洗浄、そして口の中をゆすいであげないと雑菌がたまってしまいますので口の中をゆすいであげます。歯が残っている方には歯磨きをします。

そして後はトイレのお世話や見守りで異常がないかの確認、そして入居者との雑談などもコミュニケーションを深めるための大切な時間です。夜は割とゆとりがあるためこういった時間を大切にします。

そしてある意味最も大切になるのが日報の作成です。
介護されている方のちょっとした体調の変化や言動、ベッドから落ちそうになったなど小さなことでも記していきます。そうすることで対策をはやく打ち出すことができますし、他人にその旨を引き継ぐことで同僚たちがその事象に対して気を配るようになります。また入居者の家族への説明にも使えますし、何かトラブルが生じてしまった際の証拠にもなりえますので正確に丁寧に書くことが望まれます。

 

日本は高齢化社会を通り越して超高齢社会へと突入しています。それに伴って高齢者の絶対数の増加に比例して介護施設も増えてきています。子育てと同じように見える介護の仕事ですが、日々成長していく子供と違い、ときにはやり場のない怒りや悲しみを感じ、離職者が多いのも特徴で、そういった方がクローズアップされてしまいがちです。

しかし入居者の中には感謝の気持ちを忘れずに仕事をしている方に常に感謝の意を伝え、積極的にコミュニケーションをとろうとする方もいます。

そういった方々のために余生を少しでも長くお手伝いをするというのは大変意義のあることでやりがいのある仕事であることは間違いありません。

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