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介護のキャリア 働き方
2020/07/08

介護士になるにはどうすればいい?具体的な2つの手順を徹底解説!

超高齢化社会の日本において、介護士の需要は増え続けています。 しかしどうやって介護士になればいいのか。具体的な手順がわからないという方は多いのではないでしょうか? そこで本記事では、「介護士になるにはどうすればいいか」を徹底解説していきます。介護資格の取り方はもちろん、未経験からでも始めやすい方法を理解できますよ。

超高齢化社会の日本において、介護士の需要は増え続けています。

しかしどうやって介護士になればいいのか…。具体的な手順がわからないという方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、「介護士になるにはどうすればいいか」を徹底解説していきます。介護資格の取り方はもちろん、未経験からでも始めやすい方法を理解できますよ。

介護士になるには?

介護士になるには、大きく分けて2つの方法があります。

  1. 養成施設に通う
  2. 実務経験を積む

具体的な手順を含め、詳しくみていきましょう。

①養成施設に通う

介護の養成施設に通い、資格を取得してから介護士になるルートです。

養成施設とは、上記のような介護の知識・技術を基礎から学べる場所のことです。以下のような種類があります。

  • 福祉系の高校
  • 介護学科のある大学
  • 民間スクール

養成施設に通うことで「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」などの資格を取得できます。資格を取得したうえで介護系の企業から採用してもらう…というのが1つの方法ですね。

②実務経験を積む

最初から介護資格を取得せず、介護士として実務経験を積んでしまう方法もあります。要は無資格・未経験で介護士の仕事に飛び込んでしまう、ということです。

もちろん、有資格者しかできない仕事もあります。入浴介助や移動介助など、直接利用者に触れる身体介助は介護資格がないと行えません。ただそれ以外の業務であれば、介護士として採用してくれるのです。

未経験でも採用してくれる介護系の企業を探しましょう。また企業によっては介護資格の取得を支援してくれることも多いので、そういった福利厚生面にも注目してみてください。

【補足】介護士になるには資格が必須?

前述のとおり、介護士は資格を持っていないとなれない…ということはありません。

慢性的な人手不足に悩む介護業界では、年齢や経歴に関係なく即戦力として求められることが多いです。そのため未経験だからと臆すことなく、積極的に挑戦して欲しいと思います。

ちなみに未経験者が行う具体的な仕事内容としては、家事全般を手伝ったり、利用者の見守りをしたりと実施できるサービスは多数。働きながら資格取得を目指せるのは効率的ですね。

介護士になるには「キャリアアップ」をしっかり考えよう!

一般的な介護士のキャリアアップは、以下のような流れになっています。

  1. 介護職員初任者研修
  2. 介護福祉士実務者研修
  3. 介護福祉士

介護福祉士の後は、介護士として技術を磨く「認定介護福祉士」や、管理職としてマネジメント業務を行う「施設長」、ケアプランの作成を行う「ケアマネージャー」などのキャリアがあります。

キャリアアップに伴い、給料や取得可能資格の幅は広がっていきます。自分がどういった介護士になりたいのかを早めに考え、目標に沿った道を選択することが重要です。

介護士になるには「職場や仕事内容」を知っておくと安心

介護士になるには、職場の種類や具体的な仕事内容を知ることが大切です。

施設形態やサービスは複数あり、それぞれ必要なスキルや求められることが少しずつ違います。そのためどういった施設で働きたいのか?などを具体的に考えられていないと、入社後にギャップを感じる可能性があるのです。

ここからは未経験の方でも理解を深められるよう、介護の職場と仕事内容についてまとめて解説していきます。

施設介護と訪問介護

介護の現場は大きく2つに分けられます。

  • 施設介護
  • 訪問介護

「施設介護」とは、特別養護老人ホームなどの介護施設で実施されるサービスのことです。利用者は自宅ではなく、特定の施設で介護サービスを受けます。

「訪問介護」とは、利用者の自宅に介護士が訪問し、介護サービスを実施する方法です。調理や洗濯、掃除などの家事全般から、入浴など生活面の支援を行うサービスです。

大きな違いとしては、場所が自宅かどうか、提供する利用者の数が多いかどうか、などが挙げられます。

よって求められるコミュニケーション力にも差が出ますね。個別にジックリと対応したいのか、より多くの方と接したいのか…によって施設と訪問では差があるので、自分のしたい介護の方向性を考えるのがオススメです。

介護施設の種類

介護施設には、大きく分けて13種類が存在します。

 

要介護の利用者向け(民間)

介護付き有料老人ホーム 介護サービスを手配できる一般的な「老人ホーム」
住宅型有料老人ホーム 介護スタッフは常駐せず、個人契約で外部の介護サービスを受けて生活する
グループホーム 認知症の方が入居し、複数人で生活する施設

 

【要介護の利用者向け(公的)】

特別養護老人ホーム 要介護3以上で、比較的安価の介護施設
介護老人保健施設 リハビリなどが行える介護施設。入居期間は原則3~6か月とされています
介護療養型医療施設 医師や看護師、理学療法士などの専門的なリハビリが受けられるサービス。現状で廃止が決まっています

 

【自立状態の利用者向け(民間)】

サービス付き高齢者向け住宅 60歳以上の方が入居でき、相談員が常駐するバリアフリー施設
健康型有料老人ホーム 温泉などの健康面に配慮した設備が充実している施設
高齢者専用賃貸住宅 主に高齢者のみが利用できる賃貸住宅
高齢者向け優良賃貸住宅 バリアフリーで安否確認サービス等が受けられる、高齢者向けの賃貸住宅
シニア向け分譲マンション 高齢者が所有することを目的としたマンション

 

 

【自立状態の利用者向け(公的)】

軽費老人ホーム 身内がいない高齢者などが、自治体の助成によって安く入居できる老人ホーム
ケアハウス 身内がいない高齢者などが、月収などの条件を必要とせずに入居できる介護施設

施設の種類すべてを覚える必要はありません。しかし「利用者が自立しているか、いないか」というのは、介護士にとって大きな違いになります。

なぜなら認知症が進んでいる利用者はコミュニケーション、必要な介護技術ともに難易度が上がるからです。

ただそれだけやりがいがあり、介護士として大きく成長できるのは間違いありません。自分が求める介護士の理想像や、体力面などを考慮したうえで職場を選ぶとギャップが小さくなるでしょう。

介護士の具体的な仕事内容

介護士として実施するサービスは様々です。今回はその中でも、より実施頻度の高いサービスをまとめました。

  • 食事介助
  • 入浴介助
  • 排せつ介助
  • おむつ交換
  • 移動介助
  • 移乗介助(車いすなどの乗り降り)
  • 口腔ケア(歯磨きなど)
  • 着替え
  • 服薬
  • レクリエーションの企画、運営
  • 調理
  • 利用者の送迎

他にもたくさんの仕事がありますが、基本的に利用者に触れるものはすべて介護資格が必須となっています。

ただご覧いただいたとおり、未経験者でも力になれる仕事は多いです。そのため今から調理を練習したり、やってみたいレクリエーションを考えたりすると、面接や本番でスムーズに入れますよ。

まとめ

介護士になるには、大きく分けて「養成施設に通う」「実務経験を積む」という2つのルートがあるとわかりました。自分の希望するキャリアや、性格、やってみたい仕事などを考え、それらに合う方法を選択してみてください。

また今回紹介した「介護施設の種類」「具体的な仕事内容」などをより深く知りたい方は、サイトや本で勉強すると効率的に情報収集できますよ。

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