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介護のキャリア 職種
2020/06/19

看護助手(看護補助者)とは?仕事内容や給料について徹底解説!

看護助手は「看護」に関わる仕事ですが、職種分類としては介護職のひとつです。看護師や准看護師と違って無資格でも働くこともできます。 ここでは、看護助手の仕事内容や給料についてわかりやすく解説していますので、看護助手に興味を持っている人はぜひ参考にしてみてください。

看護助手は「看護」という言葉がついていますが、職種分類としては介護職のひとつです。看護師や准看護師と違い、無資格で働くこともできます。

ここでは、看護助手の仕事内容や給料についてわかりやすく解説しています。看護助手に興味を持っている人はぜひ参考にしてみてください。

看護助手とは?

看護助手は看護師のサポートを行う職種で、病院や個人クリニック、介護施設などで働いています。看護補助者やナースエイドとも呼ばれ、看護学生や主婦など幅広い年齢層が活躍している人気の職種です。

応募条件を満たせば資格なしでもなれる

「看護助手」は介護職のひとつで、職業ではなく職種名です。無資格でも働くことができます。

未経験OKの職場がほとんどですが、求人によっては募集条件が提示されている場合もあるので、応募前に必ず目を通しておくようにしましょう。

患者さんの介助や身の回りのサポートをすることが多く、介護福祉士や実務者研修、初任者研修などの介護に関する資格を持っている人は優遇されやすくなっているので、該当する資格を持っている人は積極的にチャレンジしてみるものいいかもしれません。

【参考コラム:看護助手は資格なしでも働ける!?役立つ資格をご紹介

看護助手の認定資格

看護助手として働くために特別な資格は必要ありませんが、民間が独自の審査基準を設けて実施している認定資格を取得すれば、看護助手として働く基本的な知識や技能を持っていることを証明することができます。

代表的な看護助手の認定資格は次の2つです。

資格名 実施団体 資格概要
メディカルケアワーカー 医療福祉情報技能協会 看護助手従事者の地位向上や看護助手技能の向上を図るために設けられた国内初の看護助手の認定資格
看護助手認定実務者試験 全国医療福祉教育協会 看護助手が医療施設において即戦力として活躍するための知識、技能を客観的に判断する試験

未経験OKの職場が多いので、働きながら看護助手に必要な知識や技術を身に着けていくことも可能ですが、何も知らない状態で働くことを不安に思う人は事前に認定資格を取得しておくのもいいかもしれません。

履歴書に記載しておけば未経験でも信頼度が高まるので、就職先によっては処遇UPに繋がる可能性もあります。

看護助手の仕事内容

厚生労働省は看護助手(看護補助者)の役割を次のように定義しています。

「看護補助者は、看護師長及び看護職員の指導の下に、原則として療養生活上の世話(食事、清潔、排泄、入浴、移動等)のほか、病室内の環境整備、ベッドメーキング、看護用品及び消耗品の整理整頓等の業務を行うこととする。」

国家資格を持つ看護師とは違い、看護助手は注射や採血などの医療行為を行うことはできないので、看護師のサポートや患者さんの身の回りのサポートが主な業務になります。

看護助手の主な仕事

医療機関で働く看護助手の主な仕事内容は以下の通りです。

  • 看護師のサポート
  • 介助業務:食事介助、排泄介助、入浴介助、行為介助、移乗介助など
  • 環境整備: 清掃、洗濯、シーツ交換、ベッドメーキングなど
  • 移送:検査やリハビリなどの付き添い
  • その他:カルテ整理や運搬、医療器具の消毒・滅菌、備品管理など

仕事内容は就職先によって大きく異なり、個人クリニックで看護助手が受付業務を兼務しているというのも実際によくある話です。

働き始めてから「こんなつもりじゃなかったのに…」と後悔しないためにも、求人に応募する前は必ず仕事内容確認しておくようにしましょう。

看護助手の勤務体制

看護助手は看護師と同様に、以下の勤務体制で働くことが多いです。

  • 二交代制(日勤・夜勤)
  • 三交代制(日勤・準夜勤・深夜勤)
  • シフト制

職場によって勤務体制は異なるので、自分のライフスタイルに合った職場を探すようにしましょう。

家庭の事情などで夜勤が難しい人でも、受付時間や休日が決まっている個人クリニックを志望すれば無理なく働くことができますよ。

看護助手の給料

厚生労働省の「令和元年年賃金構造基本統計調査」によると、看護助手の給料は1ヶ月あたり約21万円で、平均年収は約286万円(賞与や各種手当などを含む)となっています。

金額だけ見るとそれほど高くないように見えるかもしれませんが、無資格・未経験で働けることを考えたら、一概に看護助手の給料が低いとは言い切れないでしょう。

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「令和元年賃金構造基本統計調査」

看護助手の魅力とは?

看護助手として働いている人はどのような点に魅力を感じているのでしょうか?ここからは、実際に働いている人の声をもとに、看護助手のメリット・デメリットについて紹介させていただきます。

看護助手として働くメリット

看護助手として働くメリットをまとめると以下のようになります。

  • 無資格でも医療現場の一員として働くことができる
  • 仕事を通して医療や介護の知識が身につく
  • 患者さんから感謝され、やりがいを感じることができる
  • 働きながらキャリアアップが目指せる

このように、看護助手は未経験でも看護師の指示でさまざまな業務を経験することができるので、とてもやりがいを感じやすい職種と言えますね。

また、医療や介護に関する知識や技術をつけることで、働きながら資格取得を目指す人も多くなっています。

看護助手として働いて感じたデメリット

一方で、看護助手として働く人が感じるデメリットには次のようなものがあります。

  • 患者さんの介助業務中心になる
  • 機材運びや洗濯などの肉体労働が多い
  • 看護師に厳しく指示される
  • まとまった休みが取りにくい

看護助手の仕事は看護師のサポートが中心になるため、医療行為ができない分、患者さんの身の回りのサポートや誰にでもできる肉体労働がメインになり、身体的な負担が大きいものばかりです。

介護職として長く働き続けていくためには、なるべく早い段階で基本的な介護技術を習得し、身体的な負担を軽減することをおすすめします。

また、医療現場では少しのミスが患者さんの命に繋がってしまうこともあるので、看護師の口調がきつく感じてしまうことも…。

意味もなく厳しくされているなら問題もありますが、そうでないのなら、ミスなく丁寧な仕事をするように心掛けるとお互いに気持ちよく仕事をすることができるでしょう。

デメリットに挙げられている点については職場環境で大きく異なるので、求人情報を見て気になることは事前に確認し、少しでも不安を取り除いていた状態で就職活動することをおすすめします。

まとめ

看護助手は無資格・未経験でもなれる人気の職種ですが、実際に仕事内容や給料などを知ることで、より身近なものに感じられたのではないでしょうか?

働きながら身に着けた医療や介護に関する知識や技術は実生活にも活かすことができるので、少しでも興味のある人は挑戦してみる価値がありますよ。

看護助手は働く場所によって仕事内容や働き方が大きく異なるのもメリットなので、長く働き続けるためには、自分に合った条件で無理なく働ける場所を見つけるようにしてくださいね。

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