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- 介護資格を通信で取るには?通学との違いやメリット・デメリット...
介護職を目指すうえで武器になるのが介護資格です。忙しい生活のなかで「介護資格をスキマ時間に、通信だけで取りたい…」という方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「介護資格を通信で取る方法」について解説していきます。
介護資格を「通信」で取るには?
介護資格を通信で取得する場合、インターネットで資料請求や申し込みを行います。その後課題の提出や質問、試験など、資格取得までの過程すべてを在宅で済ませることが可能です。
ただし1つ注意点があります。それは「身体を動かしての実務が重要視される介護業界では通信だけで取れる介護資格は少ない」ということです。
たとえばキャリアアップに役立つ「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」などは、通信だけで完結させることはできません。
他にも介護業界で唯一の国家資格である介護福祉士は、実務経験3年以上などの条件を満たしていないと試験自体が受けられません(他にも取得ルートはありますが、専門学校の卒業など通信だけでは不可)。
前提として、通信のみで介護資格を取得するのは限界がある…という事実を押さえて欲しいと思います。
通信だけで取得できる介護資格の例
通信だけで取れる介護資格は少ないと述べました。今回はその中でも、実際に通信だけで完結できる資格をいくつか紹介していきます。
- 介護事務
- 介護職コーディネーター
- 認知症介助士
- 高齢者傾聴スペシャリスト
- 介護予防健康アドバイザー
上記5つはすべてインターネットで申し込みを行い、資格取得まで在宅のみで完結するものです。ただし覚えておくべきなのは、これらの資格はすべて「民間資格」であるということ。
民間資格は国家資格である介護福祉士などと比較すると知名度が低く、社会的信頼も薄いことが多いです。そのためキャリアアップや就職・転職活動で必ず生きるということはないため、注意しましょう。
介護資格を「通信以外」で取る方法
キャリアアップにも役立つような介護資格を取得する場合、在宅での自主学習と「通学(スクーリング)」が混ざっていることが多いです。通学では自宅から近いスクールに通い、他の受講者と一緒に講義を受けたり、実技を行ったりします。
他にも介護福祉士やケアマネージャーといった難易度の高い資格の場合、「試験対策として通信・通学講座を利用する」などの部分的な活用もできます。
そのため通信とひと口に言っても、かなり幅広い意味があるということを押さえておきましょう。
介護資格を通信で取るメリット
ここからは、通信で介護資格を取るなら知っておきたいメリット2つを紹介します。
メリット①「スキマ時間に取得できる」
介護資格を通信で取るメリット1つ目は、「スキマ時間に取得できる」ということです。特に介護士の仕事をしながら資格取得を目指す場合、休憩時間などスキマ時間に勉強できるのは大きなメリットといえます。
また近年の通信講座ではわからないことがあった場合、オンラインでいつでも講師に質問ができます。そのため通学が必要な資格と比べると、取得までの流れがスムーズに進みやすいといえますね。
メリット②「取得難易度が低い」
通信で取れる介護資格は、全体的に取得の難易度が低いです。
その理由は先述した「いつでもオンラインで講師に質問ができる」という環境があることに加え、一定期間であれば何度でも試験を受けられることが多いから。
例えばレクリエーション介護士2級であれば、合格条件である筆記試験60%以上を超えるまで12か月の間何度でも試験を受けられます。
初学者でも安心して取得を目指せるのは、通信で介護資格を取得する大きなメリットの1つといえますね。
介護資格を通信で取るデメリット
ここからは介護資格を通信で取る際のデメリットを2つ紹介します。
デメリット①「自己管理能力がないと継続が難しい」
介護資格を通信で取る場合、自己管理能力がないと途中で挫折しやすいです。なぜなら通信講座の学習スケジュールは長いうえに自分1人で決めなくてはならず、継続的にやる気を維持するのが難しいから。
申し込んだ当初はモチベーションが高くとも、忙しい日や気持ちが乗らない日に勉強を怠ってしまう…というのは頻繁に起こります。すると気持ちを切り替えるのが難しくなり、ズルズルと取得期間が伸びてしまうのです。
取得予定日を明確に決め、その後は絶対に外せない予定を入れるなど、スケジュールを工夫することでモチベーションを維持しましょう。
デメリット②「孤独を感じやすい」
通信の場合、資格取得を目指す仲間ができないというのは大きなデメリットです。
なぜなら仲間がいるというだけで…
- わからない箇所を質問しあえる
- 勉強へのモチベーションを高め合える
- 大変なときに支え合える
…など、多くのメリットが得られるからです。
通信の場合、こうしたメリットは得られません。そのためSNSを駆使しして仲間を募るなど、孤独にならないような工夫を施すのがオススメです。
まとめ
介護資格を通信で取る場合、とれる資格自体に限りがある…ということを押さえましょう。
その上で通信のメリットである「スキマ時間に取れること」「取得難易度が低いこと」などに魅力を感じるようであれば、取得に向けて行動するのがオススメです。
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