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介護のキャリア 資格
2020/07/10

介護職は資格なしでも活躍できる!無資格からOKの仕事内容とは

介護の仕事は、資格がなくてもできるものがあることはご存じでしょうか。もちろん資格を取得している方が仕事の幅が広がりますが、資格がなくても介護の仕事を行うことは可能です。 今回は介護の資格がない場合の仕事内容や給料について、分かりやすく紹介していきます。

介護の仕事は、資格がなくてもできるものがあることはご存じでしょうか。もちろん資格を取得している方が仕事の幅が広がりますが、資格がなくても介護の仕事を行うことは可能です。

今回は介護の資格がない場合の仕事内容や給料について、分かりやすく紹介していきます。

無資格での採用実態について

なぜ無資格でも働くことができるのか、介護業界で採用される背景や基準について説明していきます。

介護の資格がなくても採用される背景

介護の現場では、介護福祉士や初任者研修、ケアマネージャーなど有資格者のみ介護業界に従事しているイメージが強いでしょう。しかし、慢性的な人手不足を解消しようと、未経験や資格がない人材を積極的に採用している施設が年々増加しています。

日本では、2025年に団塊世代が75歳を迎えると考えられており、介護業界を担う人材が不足していることが大きな社会問題として取り上げられているのです。

2025年には約38万人の介護職員が不足していると試算されています。介護業界に人材を定着させるためにも、各事業所に対し給料や待遇の改善など、無資格者でも働きやすい環境や仕事のサポートが期待されています。

介護の資格がなくても採用される基準

介護業界で無資格者が採用される基準は人間性です。どの業界でも共通されている採用基準ですが、介護の仕事では人と人との触れ合いや信用で成り立っていることもあり、最も重要視されています。

介護の現場では、高齢者や身体障害者の介護や日常的なお世話を行っています。介護従事者の人間性によっては特性の有無がありますが、人との関わりが大事な仕事であるため、利用者やスタッフとのコミュニケーションを1番に考えなければいけません。

チームで構成されている職場が多く、コミュニケーションや思いやりを持った行動ができることが求められます。未経験者や資格がない場合は、指示を待っているのではなく自ら学ぶ姿勢が大切です。

資格なしでもできる仕事内容とは

介護業界では有資格者限定の仕事と、資格なしでもできる仕事があります。ここでは資格なしでもできる仕事内容を紹介していきます。

介護助手

介護の資格がない場合でも、「有料老人ホーム」「デイサービス」など介護施設で働くことが可能です。施設内での介護助手の仕事は、「食事介助」「入浴介助」「排泄介助」「レクリエーション」などです。

「身体介護」は、資格を持っていないスタッフが行うことはできません。ただ、介護福祉士の指示があれば資格がないスタッフでも身体介護を行うことが可能であり、職務を行うことで身体介護のスキルを身に付けることができるのです。

送迎業務

送迎業務は、利用者の自宅とデイサービスの行き来を行う介護サービスであり、決められた時間にマイクロバスや自動車を使用して安全に送迎を行います。

普通自動車免許の所持が採用の条件になっているため介護の資格は必要がなく、1日2回の送迎時間のみ働くことが可能です。

事務系業務

郵送物の発送や備品の発注、電話応対、来客対応など介護施設の事務作業を行います。また、掃除や洗濯、送迎業務も兼務する可能性も少なくありません。

介護保険制度を使わない自費サービス

介護保険制度を使わずに、利用者が自費負担で受けることができるサービスを提供いたします。便利屋や家事代行サービスと同様な職務を展開しており、「除草作業」「ペットの散歩」「家具の配置換え」「お部屋の掃除」などが行われています。

自費サービスは利用者の自宅に訪問して行われるサービスのため、介護保険が適用されません。

しかし、2025年問題は徐々に近づいてきています。介護保険サービスと自費サービスの併用を国が認めていく議論を進めているため、自費サービスの需要が高まることで、資格なしのスタッフでも仕事を請け負えるチャンスが増えていくでしょう。

訪問介護での身体介護はできない

訪問介護での食事介助や排泄介助、入浴介助などの身体介護は、資格を持っていないスタッフでは業務を行うことができず、必ず有資格者が行う必要があります。

介護施設で従事している場合は、介護福祉士の指示があるため資格がないスタッフでも介護を行うことができます。しかし訪問介護の場合は、看護師や介護福祉士が必ず同行しているわけではないため、無資格では身体介護ができないと定められているのです。

無資格のまま介護の仕事を続けるデメリット

介護の資格がないスタッフが職務にあたる場合、以下のデメリットが考えられます。

有資格者よりも給料が低い

無資格で介護業務を行っている場合、資格手当がもらえないため給料が安く設定されてしまいます。給料アップを目指している人は、介護の資格を取得するようにしましょう。

昇進が望めない

介護の資格がない人は、会社からの評価が高くても昇進することが難しいです。介護業界では資格を取得して、始めて一人前だと認識されるため、昇進を目指す場合は資格取得を考える必要があります。

介護職の主な資格

介護の資格がないスタッフが、給料や仕事の幅を増やすためには介護の資格を取得する必要がありますので、介護の現場で重宝される資格を3つ紹介します。

介護職員初任者研修

介護の資格の中では取得がしやすく、2013年に廃止されたヘルパー2級と同等の資格です。基礎知識や倫理、実務を計130時間学び、試験に合格することで介護職員初任者研修の資格を取得することができ、身体介護の業務を行うことができます。

実務者研修

介護職に必要な知識や技能を身に付けることができ、初任者研修よりも専門性が高い資格です。介護提供能力や医療ケアの習得を目的としており、介護職員基礎知識と同等の資格となっています。

現在は、介護福祉士の資格取得には3年以上の実務経験以外にも実務者研修を受講することが義務付けられました。450時間をかけて受講する必要がありますが、過去に受けた研修により一部免除対象になっています。

実務者研修に加えて実地研修を終えることで、介護スタッフでも痰の吸引を行うことができるようになります。

介護福祉士

介護福祉士の資格は国家資格であり、直接介護を行う資格の中では最も取得することが難しい資格です。福祉系の学校を卒業するだけではなく、介護業務の実務経験をしてから研修を終えることで介護福祉士の資格を得ることができます。

まとめ

介護の資格がない場合でもできる仕事内容などについて紹介させていただきました。

介護の仕事は資格がなくても働くことができるため、少しでも興味がある人は介護業界に挑戦してみましょう。ただし、給料アップや昇進には資格が必要であり、取得することで仕事の幅を広げられます。

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