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介護のニュース
2020/07/10

介護のマッサージは自宅でも受けられる!訪問マッサージの特徴とは

介護のマッサージを自宅で受けることができる、「訪問マッサージ」をご存じでしょうか。 訪問マッサージは、要介護や疾患が理由で通院して治療を受けることができないサービスです。国家資格を所持しているマッサージ師が自宅まで訪問してくれるため、安心して治療を続けることができます。 ここでは、訪問マッサージの特徴や費用について詳しく紹介していきます。

介護のマッサージを自宅で受けることができる、「訪問マッサージ」をご存じでしょうか。

訪問マッサージは、要介護や疾患が理由で通院して治療を受けることができないサービスです。国家資格を所持しているマッサージ師が自宅まで訪問してくれるため、安心して治療を続けることができます。

ここでは、訪問マッサージの特徴や費用について詳しく紹介していきます。

訪問マッサージとは

訪問マッサージは、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の有資格者が、利用者の自宅などに訪問して行う医療マッサージです。マッサージを施術することで、皮膚に刺激を与え血液やリンパ液の循環や新陳代謝を促し、身体機能や病気の改善を行うことができます。

ただ日本では、鍼やお灸、あん摩、整体、柔道整復術、カイロプラクティックなど、幅広い施術方法がマッサージだと呼ばれているのです。厚生労働省では、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」以外の施術方法を、マッサージと呼ばないように指導の徹底を行っています。

また訪問マッサージとは異なり、介護施設や訪問リハビリテーションでもリハビリマッサージを受けることができます。

各介護施設でマッサージを受ける場合は、医師の指示のもと施術を行うことが必要です。ただし、訪問マッサージとは異なり、身体を滑らかに動かすために関節運動や筋肉をほぐして行くことが目的となっているため、あん摩を行うことはありません。

訪問マッサージと訪問リハビリテーションの違いは

訪問マッサージと訪問リハビリテーションは、同じ施術方法だと認識している方も多いと思います。しかし、内容を比較してみると訪問マッサージと訪問リハビリテーションは、全く違う施術方法だと比較することが可能です。

訪問マッサージ 訪問リハビリテーション
マッサージの目的 関節の動きや疼痛の改善 体の機能の維持や回復
施術できる条件 寝たきりや歩行困難など通院が難しい人 要支援1・2、要介護1~5
提供者 あん摩マッサージ指圧師 理学療法士など
病状や疾患など 筋萎縮、運動機能障害、麻痺など 介護保険の場合は疾患不問、医療保険の場合は20の厚生労働省が定める疾病など
適用できる保険 医療保険 医療保険・介護保険
施術方法 マッサージ 運動機能の維持や回復訓練のマッサージ
医師が作成する書類 医師の同意書(診断書) 医師の指示書または診療情報提供書

表でも分かるように、訪問マッサージと訪問リハビリテーションでは、目的や施術できる条件、提供者、適用できる保険などがそれぞれ異なります。

訪問マッサージの対象疾患とは

脳性麻痺、脳血管障害、パーキンソン病、リウマチ、長期入院に伴う筋力低下、膝関節症、脊柱管狭窄症、難病指定などが訪問マッサージの対象疾患です。

筋力の低下や関節拘縮などの機能障害や日常生活が困難な状態であり、自力で医療機関に通院することができない方が対象となっています。

訪問マッサージを受けることができる身体状況は

厚生労働省では、訪問マッサージで医療保険を利用することができる身体状況の例を以下のようにあげています。

  • 自力での歩行困難
  • 医師の指示により安静を必要とされている場合

など、大きく分けて2つの状況を確認することができます。

例えば自力で歩行困難な場合とは、利用者が家族や介護タクシーに頼ることなく、自力で公共交通機関を利用して医療機関に通院することができない状態が判断材料です。

訪問マッサージを利用するには

訪問マッサージを利用する手順は以下の流れになっています。

  1. 医師に相談や同意の確認
  2. 医師やケアマネジャーから訪問マッサージ師の紹介を受ける
  3. 訪問したマッサージ師と状態や医療保険の確認など相談を行う
  4. 医師が同意書(診断書)を発行する
  5. 訪問マッサージの利用開始

上記の手順を行うことで訪問マッサージを利用することが可能です。

インターネットで訪問マッサージを検索することもできますが、自由診療を採用している訪問マッサージも増加しているため事前確認が必要です。

すでに介護保険を利用している方は、担当しているケアマネジャーに相談する必要があります。ケアマネジャーは多くの情報を持っていますが、介護保険は訪問マッサージの適用範囲外であるため注意しなければいけません。

そのため、訪問マッサージ師の選択や医師に対する同意書(診断書)の作成依頼は利用者やご家族が行うことが一般的です。もし、利用者が介護施設に入所している場合は、核施設のケアマネジャーや相談員に利用する旨を伝えてください。

介護施設の場合は、提携している医療機関があるため、訪問マッサージの利用を依頼するだけで早期にサービスを受けることができます。

訪問マッサージの料金

訪問マッサージでは、医療保険や介護保険の利用や料金、施術時間がどれくらいかかるのか紹介していきます。

保険適用はできるのか

訪問マッサージは、医師の同意書(診断書)に基づいてあん摩マッサージ指圧師が利用者のご自宅などで医療行為を行います。施術費用には医療保険の適用は可能ですが、介護保険は適用外となっているため注意が必要です。

利用者の負担は1割~3割となっており、差額の9割~7割は自治体が負担することになっています。

料金や施術にかかる時間

訪問マッサージで医療保険を適用する場合、施術時間は1回30分になっています。料金体系は、「施術料+交通費」となっており、通常1部位340円、交通費は2,300円(片道4km超過した場合は2,700円)を、自己負担割合に応じて支払う必要があります。

訪問マッサージの料金体系は、厚生労働省が定めた金額に基づき以下の表の通りです。※2020年7月10日現在

マッサージ 1部位 340円
変形徒手矯正術 1肢 780円
温罨法 1回 80円
施術報告書交付料 1回 300円
往診料金 4km以上 2,300円
4km超 2,700円

訪問マッサージは、医師が同意をすることで医療保険が適用できます。重度障害者で医療費が免除されている方は、医療費の負担は各自治体が負担を行うため利用者が支払う必要はありません。

また、医師の同意がなく自費で利用する場合は、訪問マッサージ師により料金が異なるため、事前に確認することをおすすめします。

訪問マッサージに必要な資格とは

訪問マッサージを行う場合は、どのような資格を取得する必要があるのでしょうか。

あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師は、あん摩や指圧、マッサージを行い、利用者の身体の痛みを緩和させる職業です。

東洋医学を基にしており、「揉む」「押す」などを行うことで血行改善や身体の不調を和らげることができます。

訪問マッサージを行う場合は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得する必要があります。
なお、公益財団法人東洋療法研究試験財団が、年に1回あん摩マッサージ指圧師の試験を行っています。

あん摩マッサージ指圧師の試験要項

あん摩マッサージ指圧師の試験概要は以下の表の通りです。

受験資格 文部科学大臣が認定した大学または、厚生労働大臣が認定した養成施設(専門学校)を修了した者
受験手数料 11,600円
試験日程 毎年2月
試験会場 東京都、大阪府、愛知県、宮城県、香川県、鹿児島県
試験科目 医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論・経路経穴概論、あん摩マッサージ指圧理論、東洋医学臨床論
合格基準 150満点中90点以上

まとめ

自力で医療機関に通うことができない方にとって、ご自宅などで訪問マッサージを受けられるサービスは心強く、安心できる材料になります。

訪問マッサージの利用は、身体のケアだけではなく信頼できるあん摩マッサージ指圧師と会話を楽しむことでストレス発散にもなります。担当医との相談はもちろんのこと、いかに訪問マッサージを上手に利用できるのかが大切なことです。

介護を要する方で、身体機能の改善が必要な場合は訪問マッサージを利用してみてはいかがでしょうか。

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