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介護の悩み
2021/11/04

訪問介護職員の悩み7選とその解消法

訪問介護職員は一人でご利用者のご自宅に訪問をして必要な身体介護や生活援助を行います。そのため介護の仕事をするときにはすべてを一人で対処しなければなりません。このため入居型の施設や通所型の施設で働く介護職員とは違う悩みを抱えています。本コラムでは訪問介護職員がどんな悩みをもっているかを紹介し、その解消方法を紹介いたします。

訪問介護職員は一人でご利用者のご自宅に訪問をして必要な身体介護や生活援助を行います。そのため介護の仕事をするときにはすべてを一人で対処しなければなりません。このため入居型の施設や通所型の施設で働く介護職員とは違う悩みを抱えています。本コラムでは訪問介護職員がどんな悩みをもっているかを紹介し、その解消方法を紹介いたします。

訪問介護職員の悩み

それでは訪問介護職員の抱える悩みにはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

定められたサービス以外の仕事を頼まれる

「ご利用者本人が自立した生活を送れるように支援する」ことが介護保険で定められた仕事内容です。つまりご利用者本人に関わるサービスであれば行うことができます。

身体介護では着替え、食事、排泄、入浴などが本人に関わることです。
生活援助では本人に関わる掃除、調理、買い物、洗濯などが該当します。

しかしご利用者の中には訪問介護職員がご利用者が家の中のことはなんでもしてくれる家政婦のように考えている方もいます。そのため生活援助の部分で同居する利用者のご家族の分も一緒に家事を頼まれたりすることがあります。

仕事量が多い

訪問介護の現場は人手不足がとても深刻です。その一方で利用希望者の方は多い状況でもあります。そのため事業所によっては一人の訪問介護職員が抱える件数が多くなります。

ご利用者の介護の時間だけでなく、移動の苦労や記録などの書類作成が増えて負担は大きくなります。

またそのような状況ですから急な休みをお願いしづらかったり、希望通りのお休みを取ることができないケースが生じてしまいます。

職員同士で意見が合わない

訪問介護は一人で行うのではなく他の訪問介護職員とチームでご利用者の介護を行います。一人のご利用者を複数の職員が支えています。

どの職員が訪ねても同じ内容の支援を行う必要があります。そのためにはどのような支援を行うのか、意見を合わせる必要があります。しかしご利用者の要望にどう対応するかで他の職員と意見が合わない場合があります。

ご利用者の問題行動

ご利用者の中には話好きな人がいます。一人暮らしで寂しくて話し相手をしてもらいたいのです。しかしそれが介護の仕事の妨げになるケースがあります。

また乱暴な言葉遣いをする人、話しかけても無視をする人もいます。これは仕事をする上でかなりストレスになります。

またこれは許しがたいことですがセクハラ的な発言や行為をするケースもあります。

一人で介護を行うことへの不安

特に経験の浅い訪問介護職員などの場合には一人で仕事をおこなうことにプレッシャーを感じることがあります。要介護度の高いご利用者を担当した場合は重労働にもなります。

また訪問するご利用者の家の状況やご希望が異なるのでそれにきちんと対応できるかで不安を感じることもあります。

仕事量に見合わない賃金

訪問介護の仕事は重労働です。加えて移動時間は労働時間とみなされず賃金が出ないということが一般的です。

介護の仕事はやりがいのある仕事です。しかし介護以外の仕事と比較した場合に業務内容や勤務時間に対して給料が安いといった気持ちになることもあります。

身体的負担が大きい

これは訪問介護に限りませんが、介護の仕事は身体的負担が大きな仕事です。車椅子への移乗、シーツ交換、入浴の介助などご利用者の体を支えることが多くなります。

そのため腰痛を抱えながら仕事を続ける職員も多いのが現状です。

悩みの解消法

それでは訪問介護職員の悩みをどのような解消方法があるかを見ていきましょう。

悩みをそのままにしない

仕事でつらいこと、悩むことがあったとき、「これは仕事だから」とじっと耐えてそのままの状態で頑張る人がいます。しかしこれは悩みの解決にはなりません。ですからまず「我慢はしない」ということを心がけましょう。

悩む内容によっては時間が解決するケースが無いわけではありません。対処の行動にでなくてもかまいませんが、「こんなことで悩んでるんですが」と身近な人に話を聞いてもらうだけはすぐに行ってください。

簡単な解決方法のアイディアがもらえて悩みが小さなうちに解消することがあります。

「ルールは守る」を心がける

訪問介護のサービスは「ご利用者に関する身体介護や生活援助を行うもの」というルールがあります。しかしご利用者様やそのご家族からその範囲を越えた要求をされることがあります。

信頼関係を築いたご利用者が本当に困ってお願いしてきたときに「そのくらいのお願いならば聞いてあげようかな。」と思うことがあるかもしれません。しかしたとえ軽微なものであってもそのルールの範囲を破って行ってはいけません。

このことがきっかけで他の介護職員との人間関係の問題を発生させる原因にもなります。最初は軽微なお願いでも次第に大きなお願いに変わる可能性もあります。新しい悩みを発生させない意味でもルールを守って介護することが悩みの解消法にもなります。

毅然とした態度を心がける

仕事をしていると無理な要求を受ける場合があります。それは利用者の場合もありますし、相手が職場の上司の場合もあります。無理な要求を受けた場合は毅然とした態度で「それはできません」とはっきり自分の意思を伝えましょう。

ルールの範囲や業務時間の範囲を越えた要求を一度でも受けてしまうとそれ以降は断りづらくなってしまいます。それに加えて相手はあなたが思い通りになると考えてしまう場合もあります。そういった要求をする人は毅然とした態度で対応されると、それ以降は無理な要求をして来ないものです。

特に女性の職員の方は躊躇をする必要は一切ありません。断固として拒否の態度を示してください。

報告と相談をする

訪問先でご利用者やその家族から受けた行動、ことば、要求で悩みの原因になりそうなことは、事業所に戻った際に同僚、上司、サービス提供責任者に正確に事実を速やかに報告をしましょう。自分の心のなかにしまっておいたり我慢をしてはいけません。ご自身だけでなく同僚の職の悩みの原因にもなりえます。

報告から相談に変わってアドバイスを受けたり、または代わりにご利用者に対応してもらって悩みが解決する場合もあります。

報告と相談は利用者相手だけに限りません。職員同士の意見の不一致、仕事をする上での不安、賃金への不満、腰痛などの体の負担も同様です。悩みが心身の異常の原因になったり退職を考えるほどの大きな悩みになりそうならばぜひ相談してください。

相談することで悩みの解消策を提案してもらいましょう。

スキルアップを目指す

現場で苦情を言われたり、一人で介護の仕事をすることに不安を抱える原因が自身の介護の技術や知識の不足という場合があります。給与面での悩みがある場合も同様です。

介護職員初任者研修の資格しかもっていないよりも介護福祉士や介護支援専門員の資格を取得してできる業務の種類が増えれば悩みも解消します。

事業所によってはそれを支援する制度があったり、事業所外でもいろいろな研修を受ける機会もあるでしょう。積極的にスキルアップを目指すことも悩みの解消方法となるでしょう。

まとめ

訪問介護職員として働いている方々は日々の介護業務の中で大小様々な悩みと向き合ってご利用者と向き合っています。あなたが訪問介護の仕事を希望して転職活動を行っているのであれば、将来ぜひ本コラムの内容を参考に訪問介護の現場で頑張ってください。

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