47892件の介護求人を掲載中!!
47892件の介護求人を掲載中!!
介護の基礎知識 施設形態
2019/04/02

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の増加理由と働くメリット

近年増加傾向にあるサービス付き高齢者向け住宅。このサービス形態が近年増加傾向にあり、介護職者の採用枠も増えています。その理由として挙げられるのが補助金の存在。サービス付き高齢者向け住宅において補助金がどのような影響を及ぼしているのかをご紹介します。

日本の高齢化に伴い近年増加傾向にあるサービス付き高齢者向け住宅。サ高住ともいわれるのですが、このサービス形態が近年増加傾向にあり、介護職者の採用枠も増えています。その理由として挙げられるのが補助金の存在。サービス付き高齢者向け住宅において補助金がどのような影響を及ぼしているのかをご紹介します。

サービス付き高齢者向け住宅について

サービス付き高齢者向け住宅とはどういった住宅なのでしょうか。まずはその成り立ちや定義、提供しているサービスについてご紹介します。

サービス付き高齢者住宅とは

サービス付き高齢者住宅とは高齢者の居住の安定を確保することを目的とした高齢者のための住宅を指します。国土交通省・厚生労働省が所管する高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)に基づいてい建設され、バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供することが特徴です。以前は高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)がありましたが、2011年高齢者住まい法の改正に伴い、現在はサービス付き高齢者向け住宅に統一されています。

サービス付き高齢者住宅の定義

サービス付き高齢者住宅は法律で一定の住宅の基準が定められており、都道府県・政令市・中核市の登録制となっています。住宅の基準については床面積は原則25㎡以上であること、構造・設備が一定の基準を満たすこと、バリアフリー構造であることが条件となっています。

契約内容の取り決めとしては長期入院を理由に事業者から一方的に解約できないこととしているなど、居住の安定が図られた契約であること、敷金、家賃、サービス対価以外の金銭を徴収しないこととなっています。また、サービス付き高齢者住宅に入居できるのは60歳以上の方または要支援・要介護認定者となっています。

サービス付き高齢者向け住宅で受けられるサービス

サービス付き高齢者向け住宅では安否確認サービス・生活相談サービスが必須となっており、それ以外の食事の提供、清掃・洗濯等は運営企業により異なります。介護サービスにおいては本人の必要なサービスが受けられるものとしており、食事の介助や整容、排せつ介助などが受けられます。サ高住によって受けられるサービスが異なるためこのサービスを比較しながらどのサービス付き高齢者住宅に入居するかを検討する方も多いようです。

 

サービス付き高齢者向け住宅ってなぜ増えているの?

サービス付き高齢者向け住宅は2015年には約5500軒だったのですが、2018年には約7000軒まで増加。約4年間で1.27倍も増加したことになります。サ高住が増えてきた背景にはどのようなことがあるのでしょうか。

施設数の不足による待機老人の増加

日本の高齢化社会に伴い問題となっているのが施設数の不足に伴う待機老人の増加です。高齢化社会に突入した日本の高齢者人口は急速に増加。近い将来超高齢社会を迎えようとしています。そんな中で課題となっているのが高齢者の住まいの確保です。

介護保険事業状況報告によると、平成25 年 4 月時点で 65 歳以上の第 1 号被保険者数は 3,100万人。そのうち要介護および要支援認定者は 550 万人いるとしています。さらにこのうち施設入所者は約 3 割程度となり、特別養護老人ホーム入居待ちである、いわゆる待機老人が 40 万人を超えるなど、施設の数が不足していることが浮き彫りとなっています。要介護状態で介護が必要にもかかわらず施設にも入れない、あるいは要介護状態となる前に施設を探しておきたいという高齢者のニーズにこたえるためにサービス付き高齢者向け住宅は増加しています。

自分の家が介護に適した家ではない

もう1つサービス付き高齢者向け住宅が増えた背景には自分の家が介護に適した家ではないということがあります。住宅がバリアフリーなど高齢者にも住みやすい設備を整えるようになったのは1990年代。それより前に建った家の多くはバリアフリーでないなど高齢者が住みにくい住宅設計となっています。さらに、家族に介護を頼めない単身高齢者世帯が増加していることにより、居住環境が整ったサ高住で住みたいという高齢者のニーズもサービス付き高齢者向け住宅が増加している一因となっています。

補助金の存在

さらに、今回知っておきたいのが補助金の存在です。近年、国は在宅介護を推進すべく、新たにサービス付き高齢者向け住宅として登録される住宅に対し、直接補助を行っています。例えば、サービス付き高齢者向け住宅を新築する場合は、その工事費の1/10以内(上限:135万円/戸)が助成され、さらに既存のデイサービスなどに高齢者生活支援施設を合築・併設する場合にも、1000万円を上限として助成金が交付されることが挙げられます。それだけでなく所得税や固定資産税、不動産所得税などの税制面でも優遇措置がとられています。

国土交通省の方針としては2030年までに60万戸まで整備する、つまり現状の約3倍サービス付き高齢者住宅を増やすということが計画されており、国から補助が得られるということもサービス付き高齢者住宅が増加している一因となっています。

サービス付き高齢者住宅で働くメリットは?

現在増加中のサービス付き高齢者住宅で働くとどのようなメリットがあるのでしょうか。

夜勤や残業の負担が少ない

サービス付き高齢者住宅の多くは施設型サービスと比較しておむつ交換などのケアが少ないため、心身への負担は少ない傾向にあります。さらに、状態が安定している高齢者が多いため急変などもなく残業もほとんどありません。夜勤や残業が少ないことからプライベートや家庭と両立して働くことができるというメリットがあります。

介護以外にも接遇などが学べる

サービス付き高齢者住宅は介護の職場の中でも接遇が重要視される傾向にあり、利用者はお客様という扱いをされます。中には丁寧な接遇をするためにコンシェルジュなどを雇うところもあるほどです。他のスタッフが接遇を丁寧に心掛けているため当然介護士たちにも丁寧な接遇が求められます。利用者をお客様とし、丁寧な接遇をするということはサ高住ならではであり、接遇が学べるのもメリットとなります。学んだ接遇は将来的に利用者相手だけでなく利用者家族とのかかわりなどさまざまな場面で生かすことができるでしょう。

介護職への待遇が良い

補助金の影響によって介護職への待遇が良いというのもサ高住ならではのメリットです。サ高住を建設する際には補助金によるお金の援助が受けられたり、税制が優遇されたりします。その影響で介護職への給料面に還元する施設も多く、給料の相場は25~28万円です。夜勤の回数が少なくても夜勤を多くしている施設型介護サービスで働く介護職と同等の金額をもらえることもあります。

まとめ

補助金の影響によって今後も増加して行くことが予想されるサービス付き高齢者住宅。さらに、補助金の影響は介護職の待遇にも還元されています。接遇が重視されるなどほかの介護施設と変わった面があるからこそ学べることが多いサ高住。転職を検討する際には候補に入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を読んだ人は次の記事も読んでいます。

オススメの介護求人情報

ケアキャリサーチ!がオススメする、今注目の介護求人情報です。

近年増加傾向にあるサービス付き高齢者向け住宅。このサービス形態が近年増加傾向にあり、介護職者の採用枠も増えています。その理由として挙げられるのが補助金の存在。サービス付き高齢者向け住宅において補助金がどのような影響を及ぼしているのかをご紹介します。

TOP