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介護のキャリア
2019/03/05

介護事務とは?介護施設での仕事内容や向いている人について

介護施設にはご利用者様とのやり取りを行う介護職だけでなく、いろいろな職種の方が働いています。事務職もそのひとつです。 今回は、介護施設の職種の中でもなくてはならない存在の介護事務について、その仕事内容や資格、向いている人についてご説明します。

介護施設にはご利用者様とのやり取りを行う介護職だけでなく、いろいろな職種の方が働いています。事務職もそのひとつです。

今回は、介護施設の職種の中でもなくてはならない存在の介護事務について、その仕事内容や資格、向いている人についてご説明します。

介護事務とは

まずは、介護事務がどのような仕事をするポジションであるのかを知っていきましょう。

介護事務の主な3つの仕事内容

介護事務の仕事内容は大きく分けて窓口業務、サポート業務、請求業務の3つがあります。

  • 窓口業務:サービス提供事業所との連絡業務や利用者様とご家族へのサービス案内など、施設の顔となるような業務を行います。
  • サポート業務:ケアマネージャーの仕事や施設・事業所運営のサポートを主に行います。
  • 請求業務:介護サービス費用を請求する業務で、総費用の1割を利用者様に、9割を地方自治体に請求することです。

介護事務はどこで働けるのか?

介護事務が働ける場所は、主に高齢者介護施設(有料老人ホームグループホームデイサービス介護老人保健施設)や医療機関(訪問看護ステーション、療養型医療機関、在宅看護支援センター)、高齢者生活福祉センターなどがあります。

介護事務という名前ですが、介護の現場だけでなく看護の現場などさまざまなフィールドで働くことができるところがポイントです。

介護事務になるには?

ここでは介護事務になるための方法と難易度についてご紹介します。

介護事務になる方法

介護事務は無資格でもなることは可能ですが、資格があったほうが就職、転職には有利であるといえます。詳しくは後述させていただきます。

介護事務になる難易度

介護事務に就業するのは介護職の中でも難易度は高いといえます。

介護事務は1施設に対して3人前後の就業人数です。そのため、介護事務の募集は病院の事務などほかの事務職よりもかなり少ないことが特徴です。それに加えて、無資格でも就くことができ、介護分野という社会的需要のある事務職なので、希望者が多いことも事実です。

また、中には介護事務兼介護職員として勤務できること、介護事務兼送迎ドライバーができる人など、介護事務と兼務できる人材を探している職場が多いため、介護事務1本で就業することができる施設そのものが少ないということもあります。

さらに、正社員は雇っておらず介護事務はパートのみの募集というところもあるため、介護事務1本で正社員となると大きい介護施設でないと難しいのが現状のようです。

介護事務の資格

介護事務の仕事がわかったところで、介護事務の資格は具体的にどんなものがあるのかをご紹介します。

介護事務の資格は複数ある

介護事務の資格は、介護福祉士などのように定まった1つの資格があるわけではなく、以下のような様々な名称の資格が存在します。

  • ケアクラーク
  • 介護事務管理士
  • 介護事務実務士
  • 介護報酬請求事務技能検定試験
  • 介事管理専門秘書検定資格
  • 介護保険事務士
  • 介護保険事務管理士

これらの資格はどれを取得しても身につく技術は同じです。資格試験の運営団体によって以上のように名称が異なるものとなっています。

介護事務は無資格でもできる

実は介護事務は無資格でも就業することができます。介護事務の求人を見ると無資格OKと書いてある場合もあり、資格を取得していなくても仕事をすることができます。

ですが、資格は取得していることで自分のスキルを証明することができますし、施設によっては資格取得者でなければ採用しないというところもあります。そのため、資格を取得していたほうが就職や転職には有利に働く可能性があります。

介護事務に向いている人

介護事務というお仕事が向いている人はどのような人なのかをご紹介します。

過去に事務系の仕事をしたことがある人

介護事務は介護の知識だけでなく事務の知識も使うため、過去に事務仕事をしていたことのある人は向いています。

介護事務の仕事で使う知識は介護の知識はもちろんですが、基本的なPCスキル、簿記のスキル、MOSなど介護以外のさまざまな知識を使います。そのため、過去に事務の仕事をしたことのある人はすんなりと業務に着手していくことが可能です。

過去に事務の仕事をしたことがあるという人は介護事務に向いているでしょう。

就職、転職の幅を広げたい人

介護事務という職業は介護業界以外でも働くことができるため、就職・転職の幅を広げたい人にも向いています。

介護職で働いている人がリタイアしてしまう理由の多くが、介護の仕事による体力的な問題です。しかし、介護事務であれば事務仕事がメインになるため体力を消耗することがなく、高齢になっても仕事を続けていくことが可能です。

また、前述したように介護現場だけでなく看護の分野でも必要とされる職種であるため、就職・転職を考えた際に選択肢が広がるという特徴があります。

特に介護系の資格を取得している場合には自分のスキルを証明することができるためさらに就職や転職に有利に働きます。

キャリアアップを考えている人

介護職から介護事務に転職することで、介護職以外の仕事を任されるようになりキャリアアップが期待できます。

無資格でもなれるとはいえ、介護事務の仕事を行うためには特定の業務を習得する必要があります。介護事務の勉強をすると今まで介護の現場で働いていた人であっても改めて学ぶことがたくさんあります。

また、介護事務だけではなく社会福祉主事などほかの資格の受験を考えた時にその知識を生かすことができる場合があります。

介護事務の給料(正社員・パート)

介護事務の給与相場は、地域により異なりますが、おおよそ正職員で月給18万円~、パートで時給1000円ほどとなります。

介護職種ですと資格手当や夜勤手当が付与される一方、介護事務は国家資格ではないため資格手当も付与されず、夜勤がないため夜勤手当などもありません。そのため、介護職と比べると賃金はやや劣ると理解しておいた方が良いでしょう。

まとめ

介護業界にとどまらず多方面で働くことのできる介護事務。高齢になってからでも働き続けることができるため介護の現場で長く働きたいという人にとっても魅力的な仕事です。

しかし、魅力的な仕事であるがゆえに募集枠が少なかったり希望者が多かったりしますので、自分の実力を証明できる資格を取得するなどした上で転職を考えることをお勧めします。

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