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介護のキャリア 資格
2019/02/28

レクリエーション介護士とは?施設で人気の介護系資格

介護業界でも近年注目されているレクリエーション介護士という資格をご存知でしょうか? デイサービスやグループホームなどで行われるレクリエーション。実は利用者さんを喜ばせる内容を日々考えるのはとても大変なので、それに長けているというのは介護施設でも重宝される存在になれるのです! ここではレクリエーション介護士という資格についてご紹介します。

介護業界でも近年注目されているレクリエーション介護士という資格をご存知でしょうか?

デイサービスやグループホームなどで行われるレクリエーション。実は利用者さんを喜ばせる内容を日々考えるのはとても大変なので、それに長けているというのは介護施設でも重宝される存在になれるのです!

ここではレクリエーション介護士という資格についてご紹介します。

レクリエーション介護士とは?

まずは、この資格がどのような資格なのかを知っていきましょう。

2014年に誕生した新しい資格

レクリエーション介護士とは、自分の趣味・特技を活かしながら、アイデアや着眼点によって高齢者に喜ばれるレクリエーションを提供できる人材のことを言います。2014年に誕生した新しい資格で、現在介護業界で注目されています

。高齢者の歴史的背景を理解し、高齢者一人ひとりと向き合うことで、その人にあった最適なレクリエーションを提案することが主な仕事になり、それによって高齢者の生きる喜びや楽しみ、いわゆる生きがいを見いだしていくお手伝いをすることが目的となります。

レクリエーション介護士という資格が誕生した背景

この資格ですが、実は現場の介護士の声から誕生した資格です。

介護現場では、レクリエーションに関する悩みを持っている介護士が多いのが現状です。また、介護士の9割以上がレクリエーションを学びたいと思っており、介護施設の8割がレクリエーションに関する資格をスタッフにとらせたいと考えていたようです。

そのような背景を受けた一般社団法人日本アクティブコミュニケーション学会が、経済産業省の平成25年度“多様な「人活」支援サービス創出事業“を受託し、その成果を活用して誕生したのがレクリエーション介護士です。

レクリエーション介護士の3つのメリット

資格を取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

高齢者に適したレクリエーションが展開できる

レクリエーションの主たる目的は、健康維持や認知症予防、ストレス解消などです。

介護施設で生活している、あるいは通っている高齢者は、それぞれ認知力やADL(日常生活動作)が異なり、個々人に合わせて展開することが必要になります。しかし、それは非常に難しいことで、長きにわたって介護施設でレクリエーションを行ってきた介護職者でさえも頭を悩ませる部分です。

資格を取ることで高齢者についてより深く知ることができ、結果として高齢者が誰でも、みんなで楽しむことができるため、利用者へ良い影響を与えることができます。

施設職員の質の向上へとつながる

レクリエーション介護士の資格を1人でも持っていれば、そのノウハウを施設内のスタッフで共有することができます。

そうすれば施設の職員全体の質の向上へとつながり、ひいてはその施設の質の向上へもつなげることができるでしょう。

就職、転職に有利な、無駄にならない資格

介護施設側も職員にとってほしい資格のため、資格を持っているという介護士を必要とする施設も多数存在することが予想されます。なので就職や転職の際、有利に働く資格となります。

また、試験合格後は、関連団体が運営する就職応援サイトにて、就職マッチングをしてもらうこともできるため、就職先が容易に見つかるかもしれません。

レクリエーション介護士の資格取得方法は?

レクリエーション介護士の資格は通学と在宅での取得という2種類の方法があります。

通学で資格を取得する方法

通学の場合、認定講座を提供している大学や専門学校などに約2日間通学して学び、受講後に添削課題をクリアし、試験に合格すれば資格を取得できます。

目の前で講師が授業をしてくれるため、わからないことは即座に質問して疑問を解消することができたり、同じ目的をもって学ぶ仲間を目の当たりにして刺激を受けたり、同じ資格取得を志す仲間を作ることができるというメリットがあります。

標準勉強時間は6時間×2日間=12時間程度ですがあくまで目安となり、資格取得までの期間には個人差があります。また、地域によっては学べる学校が県に1校しかないところもあります。

在宅で資格を取得する方法

在宅の場合、テキスト、DVDを使って自宅学習を行い、添削課題をクリアした上で在宅試験に合格すれば資格を取得できます。

資格取得までの標準勉強時間は約3か月ほどかかるものの、自分のペースでゆっくりと勉強ができる為、仕事と両立させたいという方にはお勧めです。

レクリエーション介護士1級と2級の違いとは?

レクリエーション介護士には1級と2級の資格があります。これらがどのように違うのかをご紹介します。

レクリエーション介護士2級

レクリエーション介護士2級は無資格・未経験でも取得できる資格です。介護の基本的な知識を理解し、レクリエーションを通じて高齢者とスムーズなコミュニケーションが取れることを認定の条件とするとしています。

レクリエーション介護士2級を取得することで、レクリエーションを行う上で大切なコミュニケーション力、企画力、実行力のスキルを身に着けていくものとしています。

また、この資格を持っていることがレクリエーション介護士1級の受験要項となっています。

レクリエーション介護士1級

レクリエーション介護士1級は、レクリエーション介護士2級を持っている方が取得することのできる資格です。

高齢者の状況に合わせてレクリエーションをアレンジしたり、施設の理念や方針に合わせたレクリエーションのプログラム、リーダーとして活躍できる人材を育てていくことをができるのが2級との違いになります。

2級の能力を活かして、ファシリテーション能力を身につけ、人材育成と現場の活性化を実践できることが資格取得の条件です。

レクリエーション介護士の資格取得に向いている人は?

この資格取得にはどのような人が向いているのでしょうか。

人を楽しませることが好きな人

レクリエーションは利用者のストレス解消などにつながります。資格を取得することで、より利用者を楽しませるレクリエーションを提供できるようになるため、人を楽しませることが好きな人は資格取得に向いています。

キャリアアップを考えている人

知識と技術を身に着けることでレクリエーションの軸となって活躍することができ、それに伴いキャリアアップを期待することができます。

特に、介護施設や介護職者の声から生まれた、まだ比較的新しい資格なので、これからどんどん需要が増すことが期待できる資格でしょう。先に取得しておくことでこれから活躍の場を広げることができるでしょう。

まとめ

資格ができてからまだ月日は浅いものの今後確実に需要が増すであろう資格です。経験不問の資格であるため介護業界に身を投じてまだ日が浅いという介護職者でも資格取得をすることができます。

介護について学ぶことができ、レクリエーションの場で活躍することもできる資格で、在宅でも資格取得ができるため今後のことを考えて今のうちに取得するのもよいのではないでしょうか。

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