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介護の基礎知識 施設形態
2018/12/25

簡単に楽しく!デイサービスのレクリエーションをご紹介

介護施設で必ずと言っていいほど行われるレクリエーション。特にデイサービスはレクリエーションを楽しみに通われる利用者さんも多く、とても大切なサービスの1つともなります。ただ、毎回企画を考えるのもなかなか大変… そこで、デ自分も利用者さんも楽しめる、デイサービスでの様々なレクリエーションをご紹介します。

介護施設で必ずと言っていいほど行われるレクリエーション。特にデイサービスはレクリエーションを楽しみに通われる利用者さんも多く、とても大切なサービスの1つともなります。ただ、毎回企画を考えるのもなかなか大変…

そこで、デ自分も利用者さんも楽しめる、デイサービスでの様々なレクリエーションをご紹介します。

デイサービスでの様々なレクリエーションを紹介!

現在、デイサービスで働いていてレクリエーションがマンネリ化している、レクリエーションの係になったがどのように行えばよいのかわからない、など悩みを抱えている方のために、ここでは多くの施設でどのようなレクリエーションが行われているかをご紹介します。

簡単にできる人気のレクリエーション

多くのデイサービスで行われているレクリエーションは、以下です。

  • カラオケ
  • 音楽療法
  • 体操
  • 風船を使用した球技
  • 散歩・買い物等の外出

これらは全て、身体機能、嚥下機能の維持向上のためのリハビリに直結するレクリエーションとなります。

また、利用者さんの生活自立度にもよるようですが、比較的動けて状態の安定している利用者さんが多いデイサービスでは、料理やマッサージ、日帰り旅行といった大掛かりなレクリエーションを行うところもあります。

春夏秋冬のレクリエーション

デイサービスのレクリエーションで重要なのが、季節を感じられるものです。以下に季節限定のレクリエーションをまとめました。

  • 1月:コマ回し、羽子板、カルタといった正月の遊びや、鏡開きなどの季節の行事
  • 2月:バレンタインデーに合わせてチョコレートを使用したおやつの製作
  • 3月:花見
  • 4月~6月:ピクニック、日帰り旅行
  • 7月:花火大会の見学
  • 8月:施設での夏祭り、盆踊り、スイカ割
  • 9月:秋祭りを施設で開催
  • 10月:月見に伴い団子を使用した菓子の製作
  • 11月:芋堀や焼き芋の製作
  • 12月:クリスマス会

デイサービスでのレクリエーションの意味

そもそもなぜデイサービスでレクリエーションを行うのかご存知ですか?ここではその意味について考えていきます。

レクリエーションをする理由①

レクリエーションをデイサービスで行う理由の1つめは、身体機能の維持・向上、脳の活性化、コミュニケーションの促進です。

身体機能の維持・向上とは骨や筋肉の衰えの防止や関節拘縮を防止し、老化現象の改善を目的としています。

脳の活性化では手先や頭を使うレクリエーションを行う中で脳を活性化し、それによって認知症の予防や症状の進行を遅らせるということを目的にしています。

コミュニケーションの促進とはレクリエーションを行うことで他者と触れ合うきっかけとなり、この触れ合いが生きがいの創出、認知症予防へつながることを目的としています。

レクリエーションをする理由②

理由の2つめ、法律が関係しています。

介護保険法に基づく通所介護施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準では、施設にレクリエーションルームあるいはレクリエーションが行える十分な広さを設けるように定めているほか、「通所介護施設は、適宜入所者のためのレクリエーション行事を行うよう努めるものとする。」と定めています。

このため、デイサービスでもレクリエーションを行っていくことが必要となるのです。

デイサービスにおけるレクリエーションの位置づけ

レクリエーションは現在デイサービスでどのような位置づけで捉えられているのでしょうか。

近年QOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)という概念が重要視されています。それは生活の物質的な側面のみならず精神的な側面も含まれます。これに伴い、デイサービスを含む各介護サービスでは余暇生活の充実を促進させる動きが活発になり、レクリエーションに関する知識や援助技術をあわせ持つ専門家(レクリエーション介護士)も登場するようになっています。

レクリエーションで介護士に求められるものとは?

レクリエーションを行う上で介護士に求められるものは、利用者さんをどれだけ楽しませてあげられるかということです。

前述したようにレクリエーションはただ遊ぶだけでなく身体機能の訓練にもつながる他、利用者さんの笑顔を引き出し、生きる力にもなります。そして、レクリエーションを楽しませるためには組み立て方も重要です。

ルールが簡単であること、だれでも参加ができること、差別化をしないことが考え方の基本となります。ルールは複雑になるとルールを覚えることに精いっぱいとなり楽しむことができません。また、デイサービスには四肢が十分に動く方ばかりではなく片麻痺や関節拘縮、装具をつけている方などさまざまな方がいます。誰しもが楽しめるものでばければレクリエーションの意味を成しません。

差別化とは、利用者全員ができるようにとまるで幼児が行うようなレクリエーションを行う人もいます。すると、利用者さんにとっては子供だまし、馬鹿にしていると捉えられてしまうこともあります。これらに注意をしてレクリエーションを構成していくことが必要となります。

まとめ

デイサービスでのレクリエーションは高齢者をただ楽しませるだけでなく、身体機能や精神機能の向上、そして法令によって実施が定められています。

レクリエーションを成功させるためには事前の組み立てが重要であり、利用者さん全員が楽しめるということがポイントです。ぜひ、レクリエーションを行う際には、参考にしてみてください。

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