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介護のキャリア
2021/09/01

介護福祉士国家試験の受験手数料が値上げ!

今年度の介護福祉士国家試験の受験手数料が去年までの15,300円から18,380円に値上げされました。今回の値上げは介護・福祉業界で「3福祉士」と呼ばれる社会福祉士や精神保健福祉士も同様です。このコラムでは今回の値上げに至る経緯も含めてその内容について詳しく解説します。

今年度の介護福祉士国家試験の受験手数料が去年までの15,300円から18,380円に値上げされました。今回の値上げは介護・福祉業界で「3福祉士」と呼ばれる社会福祉士や精神保健福祉士も同様です。このコラムでは今回の値上げに至る経緯も含めてその内容について詳しく解説します。

受験料値上げの概要

今回の受験料値上げについての理由とその内容を紹介します。

値上げの理由

厚生労働省は6月23日に今年度の社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の受験手数料を値上げする改正案を公示しました。

値上げの理由は令和2年度の試験実施に当たって、新型コロナウイルス感染症対策のための経費が大幅に増大したこととなっています。試験会場の増設や試験実施要員を増員などを実施する必要が生じました。

そして今年度もコロナ禍の状況は昨年度と変わっていません。今年度も昨年度と同様の感染予防対策が必須な状況と見込まれています。

また受験手数料の額は社会福祉士及び介護福祉士法並びに精神保健福祉士法において実費を勘案して定めることとされています。

以上の理由により受験手数料の値上げに関する政省令の改正案が公示されました。

値上げの内容

改正される受験手数料の内容を紹介します。ここでは介護福祉士試験と一緒に改正される社会福祉士試験、精神保健福祉士試験も合わせて紹介します。

社会福祉士試験

一般受験者 【現行】 15,440 円 →【改正後】 19,370 円
同時受験者(※1) 【現行】 13,980 円 →【改正後】16,840 円
科目免除者(※2) 【現行】 13,020 円 →【改正後】 16,230 円

※1 同時受験者とは、精神保健福祉士試験と同時に受けようとする者をいう。
※2 科目免除者とは、社会福祉士及び介護福祉士法施行規則第5条の2の規定に基づき、
試験科目の免除を受ける者をいう。

介護福祉士試験

【現行】15,300 円 →【改正後】 18,380 円

精神保健福祉士試験

一般受験者 【現行】17,610 円 →【改正後】24,140 円
同時受験者(※3) 【現行】14,160 円 →【改正後】 19,520 円
科目免除者(※4) 【現行】14,080 円 →【改正後】18,820 円

※3 同時受験者とは、社会福祉士試験と同時に受けようとする者をいう。
※4 科目免除者とは、精神保健福祉士法施行規則第6条の規定に基づき、試験科目の免
除を受ける者をいう。

値上げに対する意見(パブリックコメント)

今回の改正案について厚生労働省はパブリックコメントの募集を行いました。

パブリックコメントとは

パブリックコメントとは国の行政機関が政策を実施していくうえで、さまざまな政令や省令などを定めます。その際に、あらかじめその案を公表し、広く国民の皆様から募集する意見のことをいいます。

厚生労働省は今回の改正案に対するパブリックコメントの結果を8月6日に公表しました。寄せられた意見は99通で、その意見を整理したうえで、それらに対する国の考え方を取りまとめて報告しています。

受験手数料の値上げに対するパブリックコメント

そのパブリックコメントのいくつかを紹介します。

・「感染状況が収束した場合は受験手数料を元に戻すのか。受験手数料の額の引き上げは志望者の減少に繋がりうるため、実施するべきではないのではないか。」

・「今般慢性的な福祉人材不足が課題となっているなか、コロナ禍で収入が減少している志望者もいることを踏まえると、受験手数料の額の引き上げは志望者の減少に繋がりうるため、実施するべきではないのではないか。」

・「受験者の経済状況にあわせた受験手数料の減免、修学資金貸付金事業の国家試験受験対策費用の運用等により、受験手数料負担の軽減を図ることはできないか。」

これらの意見に対し厚生労働省は「社会福祉士及び介護福祉士法並びに精神保健福祉士法において、各試験の受験手数料の額は実費を勘案して定めることとされています。」と考え方を示して回答しています。

またパブリックコメントの中には「新型コロナウイルス感染症対策を理由に受験手数料の額を引き上げることとしているが、感染状況が収束した場合は受験手数料を元に戻すか。」という意見がありました。

これに対して国は「令和4年度以降、新型コロナウイルス感染症の感染状況も踏まえ、試験において求められる感染症対策に要する費用に応じて、受験手数料の引き下げを含む変更を検討します。」としています。

関心のある方はパブリックコメントの結果をご覧になってみてください。

参照:
社会福祉士及び介護福祉士法施行令及び精神保健福祉士法施行令の一部を改正する政令案及び社会福祉士及び介護福祉士法施行規則及び精神保健福祉士法施行規則の一部を改正する省令案に関する御意見募集(パブリックコメント)の結果について

2021年度の国家試験の概要

8月10日には本年度の「第34回介護福祉士国家試験」についてその概要が公示され施行されました。その内容のうちここでは試験期日、受験書類の受付期間、受験手数料のみ抜粋します。

・試験期日

筆記試験 令和4年1月30日(日曜日)
実技試験  令和4年3月6日(日曜日)

・受験書類の受付期間(郵送の場合)

令和3年8月18日(水)から9月17日(金)
※当日消印のあるものに限り有効

・受験手数料

18,380円

実際に今年度の受験をされる方は、試験に関する詳しい概要を「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」のホームページでご確認ください。

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験・試験概要
http://www.sssc.or.jp/kaigo/gaiyou.html

まとめ

パブリックコメントの中には「今後は、新型コロナウイルス感染症の流行のような不測の事態にも受験手数料の大幅な改定を実施せずとも対応できるよう、安定的な国家試験の運営を行っていただきたい。」という意見がありました。

これに対して国は「いただいたご意見は、今後の施策の検討の参考とさせていただきます。」としています。介護福祉士国家試験の受験手数料はこれまで何度も変更をくりかえしています。今回のコロナ禍が原因の値上げを契機に国には検討をしていただき、変更を繰り返さない受験手数料に設定してもらいたいものです。

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