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- 【全18種】介護職のスキルアップに役立つ資格を徹底解説!
「介護職員としてスキルアップしたい」
「スキルの幅を拡げて給料を上げたい」
「仕事の幅を拡げたい」
介護業界には資格が複数あり、どの資格を取得すればスキルアップに繋がるのか迷いますよね。
そこで本記事では、スキルアップに役立つ介護資格を徹底解説。
【全18種】介護職のスキルアップに役立つ資格一覧
介護職のスキルアップに役立つ資格18種が、以下です。
それぞれの資格について説明していきます。
介護職のスキルアップのためにまず取得すべき資格4選
まずは介護業界で優先的に取得すべき資格4つを紹介します。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- ケアマネジャー
特に介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士の3つは厚生労働省が定めるキャリアパスに含まれています。概要を押さえていきましょう。
1:介護職員初任者研修【公的資格】
介護職員初任者研修は「介護のスタート資格」とも呼ばれており、未経験者を想定した研修内容です。介護に関する基礎知識の学習はもちろん、基本的な介護技術の演習も行われます。
介護職員初任者研修を取得すれば訪問介護員として働けるようになるのはもちろん、介護福祉士実務者研修の取得が有利になる…など、メリットの多い資格ですよ。
【参考コラム:介護職員初任者研修とは?資格の概要や取得方法について】
2:介護福祉士実務者研修【公的資格】
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士試験の受験資格の1つ。介護職員初任者研修の次に取得すべき資格とされています。
具体的にはたん吸引などの専門的な知識が身に付き、取得できればサービス提供責任者などのキャリアアップに役立ちます。
【参考コラム:介護福祉士実務者研修とは?試験内容・受験資格・費用について】
3:介護福祉士【国家資格】
介護業界唯一の国家資格であり、介護の専門家として信頼度が上がる資格となっています。
資格手当が付くことが多く、就職や転職でも有利になることが多いです。
また取得後はリーダー的な役割を期待されることもあり、管理職などのキャリアアップを目指す場合も重要となってきます。
【参考コラム:介護福祉士とは?その仕事内容や役割、介護士との違いについて】
4:介護支援専門員(ケアマネジャー)【公的資格】
ケアマネジャーは介護を必要とする利用者が、介護保険サービスを受ける際にケアプランを作成したり、各種手続きを行ったりする仕事です。
ケアマネジャーになるには介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、合格後の研修を修了することで、資格証を取得できます。
仕事の幅が大きく広がるため、介護福祉士以降に取得すべき資格として人気がありますね。
【参考コラム:ケアマネージャーの仕事内容とは?給料や受験資格は?】
介護職のスキルアップに役立つ資格をさらに紹介
ここまで紹介したメジャーな資格以外にも、介護業界でスキルアップに役立つ資格は多数存在します。
5:社会福祉士【国家資格】
障がいのある方や、生活環境に支援が必要な方の相談に乗る仕事。介護保険サービスにかかわらず、より広い意味で福祉業界に携われます
【参考コラム:社会福祉士とはどんな仕事?国家試験の検討者必見!】
6:精神保健福祉士【国家資格】
精神障害者の相談を受け、各種手続きや社会復帰などの支援を行う仕事です。社会福祉士と共通する科目も多い
【参考コラム:精神保健福祉士(PSW)とは?仕事内容や就職先などをわかりやすく解説】
7:理学療法士【国家資格】
運動機能が低下した方に対し、物理的な手段を用いて治療する仕事。取得には専門学校などの卒業と国家試験の合格が必須
8:作業療法士【国家資格】
日常生活の作業を通して、障がいが生じた方などの機能回復を図る仕事です。理学療法士と同じく専門学校などの卒業が受験資格となっています。
9:ガイドヘルパー【公的資格】
障がいを持つ方の移動を支援し、自立や社会復帰を目指す仕事です。指定の研修を修了することで名乗れるようになります。
【参考コラム:ガイドヘルパーの資格で介護職者の働き方は変わるのか?】
10:福祉用具専門相談員【公的資格】
福祉用具のスペシャリスト。福祉用具を貸与する事業所などでは最低2人以上の配置が義務付けられています。
【参考コラム:福祉用具専門相談員とは?資格の取得方法や仕事内容について】
11:福祉住環境コーディネーター【民間資格】
高齢者や障がい者の方が快適に過ごせるよう、住環境を提案する仕事。検定試験の合格が取得条件
12:サービス介助士【民間資格】
正しい介助の知識を学べる資格。日本ケアフィット共育機構が実施する講習を修了し、検定試験に合格することで取得可
13:ケアクラーク【民間資格】
介護報酬の請求など、介護事務に関する仕事。一般社団法人日本医療教育財団が定める試験に合格することで資格取得可
【参考コラム:ケアクラークとは?資格の取得方法と試験概要をわかりやすく解説!】
14:介護事務管理士【民間資格】
事業所の受付やレセプト作成などを担当する仕事。ケアクラークよりも多少合格率が低く、試験に合格することで資格取得可
【参考コラム:介護事務管理士とは?気になる試験内容や合格難易度を徹底解説します!】
15:認知症ケア専門士【民間資格】
認知症患者のプロフェッショナルとして、正しい知識や技術を習得できる資格。受験には3年間の実務経験が必須
【参考コラム:認知症ケア専門士とは?資格取得方法や合格率について】
16:介護食士【民間資格】
介護職の調理に関する専門的な知識と技術の習得を目指す資格。公益社団法人・全国調理職業訓練協会が認定する試験の合格が必要
【参考コラム:介護食士はどんな資格?働きながら取得するコツを解説】
17:レクリエーション介護士【民間資格】
介護レクリエーションの専門的な知識を学べる資格。取得には修了試験の合格が必要
【参考コラム:レクリエーション介護士とは?施設で人気の介護系資格】
18:介護予防運動指導員【民間資格】
高齢者の筋力向上を目的とし、運動指導などを行う仕事。全3日ほどの養成研修を修了することで取得できる
【参考コラム:介護予防運動指導員とは?資格の概要や取り方、メリットについて】
介護職のスキルアップに資格が重要な理由
介護食のスキルアップに資格が必要な理由は、厚生労働省が定めるキャリアパスに「介護福祉士」などの資格が紐づけられているからです。
介護業界では、資格を所持していることがそのまま介護士としての信頼につながります。そのため多くの求人では「資格手当」と称し、プラス2万円などの手当が付くこともありますね。
逆に無資格の場合は、訪問介護を行えないなどの制約が増えます。
仕事の幅が広がらずに転職で苦労する…といった事態に陥るリスクがあるため、資格取得が重要といえるのです。
まとめ
介護資格は種類が多いため、「自分のスキルアップに役立つかどうか」に注意して選ばないと、必要ない資格に時間とお金を投じてしまうリスクがあります。
そのためまずは厚生労働省が定めるキャリアパスに沿い、介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修・介護福祉士の3つの取得を目指しましょう。
その他の資格では、就職や転職はもちろん、本当に仕事の幅を拡げられるのか?という視点を持つことが重要です。
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