- 介護求人・転職情報 ケアキャリサーチ!
- ケアキャリ!介護PRESS
- 介護のキャリア
- 資格
- 介護の資格の難易度は?合格するためのコツを解説!
介護に関する資格は数多くありますが、資格難易度は高いのでしょうか?
今後介護に関する資格取得を目指している方の場合は難易度を把握しておくことが大切です。この記事では介護に関する資格の難易度や難易度の高い資格を取得するコツについて解説するので参考にしてみてください。
介護資格の難易度は民間と国家資格で異なる
介護に関する資格は「介護職員初任者研修」や「介護事務」などさまざまありますが、資格取得の難易度は平均的に見るとそれほど高くはありません。その理由は民間資格が多いためであり、国家資格は高めです。
国家資格の「介護福祉士」の難易度は決して低くなく、公的資格の「ケアマネージャー」も同様です。さらに受験資格が決められているものが多いため、資格難易度は低くても受験すること自体が難しい資格も多いです。
主要資格の難易度
介護に関する資格の中でも「主要資格」とされている4つの資格の難易度について解説していきます。あくまで合格率を基に難易度を決めています。
1、介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、最も基礎的な介護資格です。そのため受験資格も設けられておらず、130時間の研修を受ければそれほど難しくなく合格できます。
130時間の研修はスクールに通って受ける必要がありますが、最短14日で研修を終了させることもできるため、すぐに資格を取得することも可能です。
今後、介護業界で働こうと考えている方は取得しておきたい資格になっています。
2、介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は「介護職員初任者研修」の上位にあたる資格になり、取得することが「介護福祉士」の受験資格になっています。そのため介護福祉士を最終目標にしている方は取得しなければいけない資格です。
ただ、資格難易度は「介護職員初任者研修」と大きく変わらず、450時間の研修を受けると問題なく合格できる難易度です。そして「介護職員初任者研修」を取得していると、130時間の研修を短縮することができるため320時間で研修が終了します。
実務者研修は介護業界で働きながら取得することが望ましいです。
3、介護福祉士
介護福祉士は国家資格であり、介護資格の中でも難易度は高いです。
平成28年以降は「70%」以上の方が合格されています。国家資格の中には合格率が「10%」以下のものもあるので、比較すると難易度は高くないのですが、受験資格も含めて考えると、取得自体の難易度は低くないと言ってよいでしょう。
介護福祉士を取得していると正社員で雇ってもらえることが多く、給料面でも良い待遇を受けられることが多いです。介護業界でキャリアアップしたい方は「介護福祉士」取得を目標にしましょう。
4、ケアマネージャー
ケアマネージャーは介護に関する資格の中で最も難易度が高いとされています。平成30年の合格率は「10%」になり、合格率から難易度の高さがうかがえます。
さらにケアマネージャーの受験資格は「国家資格等に基づく業務または相談援助業務の経験が5年以上」と決められているため、受験することも簡単ではありません。
ただしケアマネージャーの資格を取得することができると、キャリアプランを形成しやすくなりワークライフバランスも取りやすくなります。ご家庭のある方ですと取得しておきたい資格です。
難易度の高い資格に合格するためのコツ
上記でお伝えした「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」などは決められた研修を受けると問題なく合格することができるのですが、難易度の高い資格は簡単に合格できません。さらに働きながら資格取得を目指す方は、工夫して勉強しなければ取得することは難しいです。
そのため働きながらでも難易度の高い資格に合格するコツをいくつかご紹介します。
1、小さな目標を達成していく
働きながら資格を取得するために小さな目標を達成していくことが大切です。学校のように勉強スケジュールを決まっていませんし指導してくれる先生もいないため、まずは小さな目標を立てて達成していきましょう。
例えば「1日15分勉強する」というような必ず達成することができる目標を立てます。小さな目標を立てていくことで継続して勉強するクセが付いて、資格取得に向けた勉強が習慣つきます。小さな目標を達成できるようになると徐々に大きな目標に変えていくと良いでしょう。
2、時間を有効に使う
働きながら資格取得を目指す方の多くが「時間がない」ということに頭を抱えます。そのため時間を有効的に使うことが大切です。
例えば、朝と夜に分けて勉強してみたり、通勤時間に勉強してみたり、自分が集中できる時間で勉強することが大切です。
朝と夜に分けて勉強することは時間を有効的に使えていますが、「夜は仕事で疲れて集中できない」というのであれば意味がありません。集中できる時間・時間を有効的に使うということを意識して勉強してください。
3、強い意志を持ち続ける
働きながら独学で勉強しているうちに「もうしんどい」と諦めてしまうこともあります。そのため働きながら独学で勉強すると決めたのであれば、最後まで続ける「強い意志」を持つようにしてください。
縛られた環境ではないため、自分に甘えてしまうことはあるでしょう。しかしそれでは資格を取得できません。強い意志を持って資格所得を目指すことが大切です。
スクールに通って勉強するのも1つの方法
働きながら資格取得を目指すコツをお伝えしましたが、スクールに通って資格取得を目指すのも1つの方法です。勉強方法やスケジュール管理をしてくれるため高いモチベーションを保ちやすいですし、わからないことがあれば教員の方に相談もできます。
ただし独学に比べて費用もかかりますし、自分のペースで勉強することは難しいです。スクールに通って勉強することは向き不向きがあることになるので、「自分で自分を管理することができない」と思われる方はスクールに通うことをおすすめします。
まとめ:勉強すれば介護資格は取得できる
介護に関する資格の難易度についてお伝えしていきましたが、難易度の高い資格でも工夫して勉強すれば取得できます。
ただし受験資格は勉強すれば改善できるものではなく、時間が必要になるため、今後介護業界で働くのであればどの資格を目指すのか決めておくと良いでしょう。
そして働きながら資格取得したい方は上記でお伝えしたコツを参考にして資格取得を目指してみてください。
この記事を読んだ人は次の記事も読んでいます。
-
介護のキャリア
2021/02/12
介護職員初任者研修を受講するために必要な期間や費用...
-
介護のキャリア
2019/04/01
認定介護福祉士とは?資格の内容やメリット、受講費用...
-
介護のキャリア
2020/07/08
介護資格の取り方を総まとめ!学校やハローワークでの...
オススメの介護求人情報
ケアキャリサーチ!がオススメする、今注目の介護求人情報です。