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- 介護職に向いてる人は?現場で求められているのはこんな人材!
介護士は未経験でも働くことができますが、人を相手にする仕事なので、向き・不向きはあります。
それでは、介護士に向いているのはどんなタイプでしょうか?ここでは、現場で活躍できる介護士に向いている人と向いていない人の特徴について紹介します。介護の仕事に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
介護士に向いている人の特徴
介護士に向いている人の特徴を4つ紹介します。自分に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
前向きで思いやりがある
介護の現場では常に明るく、ご利用者様の立場に寄り添った行動のできる人が求められます。
誰でも仕事をはじめてすぐは、ご利用者様とうまく接することができず、落ち込むことも多いものです。
だからといって落ち込むのではなく、どのようにアプローチすれば良いのかをじっくり考え、ご利用者様の立場に立った介護サービスを提供していこうとする前向きな姿勢を持っている人は介護士として重宝されますし、ご利用者様からも信頼が得らえます。
人の話を聴くことが好き
高齢者の話に耳を傾け、楽しくコミュニケーションを図るのも介護士の重要な仕事です。
誰かと話をしているとついつい自分の話もしたくなるものですが、ご利用者様は自分の話を聴いてくれる人を求めています。
聴き上手な人はいい話し相手になるだけではなく、ご利用者様がもっと話したいという環境を自然に作り出すことができるので、上司や同僚も知らなかったご利用者様の意外な一面に気付いてしまうこともあるかもしれませんね。
観察力があり用心深い
高齢になると自分の体調の変化に気付きにくくなってしまう人も多いので、介護士にはご利用者様の様子をつねに観察し、普段とのちょっとした違いに気付くことのできる観察力が求められます。
また、いつもと様子が違うことに気付いたとき「これくらい大丈夫」と自分勝手に判断するのではなく、「もしかしたら〇〇の可能性もあるな…」とさまざまな可能性を考え、次の行動へ繋ぐことができる用心深い人は現場でも貴重な存在です。
仕事のオンとオフの切り替えができる
介護士はやりがいのある仕事ですが、人を相手にする仕事なのでストレスを感じることも多く、辛い場面に立ち会うこともあります。
そのため、仕事と私生活の切り替えがうまくできない人は、仕事上のストレスをうまく処理できずに私生活まで持ち込んでしまい、気付いたときには出勤すること自体が億劫になってしまった…ということにも。
その点、オンとオフを切り替えて上手にストレスを発散できる人であれば、気持ちよく仕事と向き合うこともできるので、介護士の仕事ともうまく付き合っていくことができるでしょう。
介護士に向いていない人の特徴
介護士に向いている人がいれば、あまり向いていない人がいるのも事実です。
せっかく介護の仕事に興味を持ち、介護士として働いてみたものの、「なんか違うかも…」となってしまっては本末転倒。
ここでは、介護士の仕事に向いていない人に多い、2つの特徴についてご紹介します。
せっかちな性格
介護士はご利用者様が快適に生活できるように身の回りのサポートをする仕事なので、つねにご利用者様のペースに合わせる必要があります。
限られた時間の中でいくつもの業務をこなす必要があるので、効率よく行いたいという気持ちになるのもわかりますが、介護士のペースで介助を行ってしまうとご利用者様に大きな負担がかかってしまいます。
ご利用者様が自分でできることは見守り、必要な介助だけを行うことが介護士の仕事なので、せっかちで相手のペースに合わせることが苦手な人にはあまり向いていません。
協調性がない
介護は介護士だけが行うことではなく、ご利用者様を取り囲むさまざまな職種が協力しながらチームで取り組むものです。
そのため、自分勝手な行動はご法度ですし、独りよがりの介助をすることで場合によってはご利用者様を危険にさらしてしまうこともあります。
つねに「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を意識し、些細なことでも同僚や多職種と情報共有できる人でなければ、介護士の仕事を続けていくのは難しいと言えるでしょう。
介護士ってどんな仕事?
そもそも介護士とは
介護士は、生活に困難を抱える高齢者や障がい者に直接または間接的な介助を行うことで、快適で自立した生活ができるようにサポートする職種です。
介護にまつわる仕事の中でも身体的な負担が大きいですが、ご利用者様に1番近い場所で働くため、やりがいや達成感を得られやすい仕事となっています。
デイサービスや特別養護老人ホームといった介護施設の職員だけではなく、ご利用者様の自宅へ向かい業務を行うホームヘルパーや病院勤務の介護士などさまざまな場所で働くことができるので、活躍できる場所が多いことも魅力の1つです。
介護士の仕事内容
介護士の仕事内容には身体介助と生活援助の2種類があります。
身体介助とは、
- 食事介助
- 入浴介助
- 排泄介助
- 移乗介助
- 着脱介助
など、ご利用者様の身体に直接触れることで、身の回りのサポートを行うことをいいます。
一方で、生活援助とは
- 買い物代行
- 清掃
- ゴミ出し
- 洗濯
- 料理
などのことを指し、ご利用者様の身体に触れることなく、日常生活をサポートすることをいいます。
デイサービスなどの通所施設や特別養護老人ホームなどの入居施設では業務の大半は身体介助になりますが、訪問介護では生活援助のみを行うケースも多々あるので、力仕事に自信がない人でも活躍することができますよ。
介護士に資格は必要?
介護士は無資格でも働くことができますが、資格の有無によってできない業務もあるため、働きながら資格取得を目指す人も多いです。
介護士に関する資格は、
- 介護福祉士
- 介護福祉士実務者研修(実務者研修)
- 介護職員初任者研修(初任者研修)
の3つで、どの資格を保持しているのかによって待遇面の差はあるものの、これらの資格があることで基本的な業務は一通りこなすことができます。
一方で、資格を持っていない人は、食事の配膳や後片付け、施設の清掃や洗濯などの有資格者のサポート業務がメインになるので、人によってはやりがいや達成感が得られにくいということも…。
介護士の仕事は未経験でも働きながら資格取得を目指せすことができるので、まずは初任者研修を取得し、さらに実務者研修、介護福祉士といった具合に、実務経験を積みながら段階的にキャリアアップしていく人も多いです。
まとめ
介護士の仕事に向いている人、向いていない人についてご紹介しましたが、当てはまるから良い・悪いというものではありません。
向いている人でも努力しなければご利用者様や同僚の信頼を得ることはできませんし、向いていない人でも努力次第では介護士の仕事が天職になることもあります。
介護士は介護関係の職種の中でも働き方が多様で、活躍できる場所が多いことが魅力です。
自分のライフスタイルや考えに合った職場を見つけ、新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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